ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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過去は取り戻せない、いまを生きろ
光速で走れる『鬼滅の刃』で言うところの『血鬼術』は素敵過ぎるし、ましてやそれがタイムマシンのように時空を超えることが出来たなら。
今やハリウッド映画では必須の知識『マルチバース:多元宇宙論』要は我々が住んでいる世界以外にも違う世界があるという『量子力学』という物理学で研究される世界。過去の過ちや事象を仮に時空を超えて修正してもその歪みは違う問題を起こしてしまう。そこに涙するラストシーン、ベン・アフレックが言う『過去は取り戻せない、いまを生きろ』。
次回作のプロローグのジョージクルーニーの登場は滅茶苦茶カッコよすぎる。
『アクロス・ザ・スパイダーバース』と全て真逆の作品
ホント良かった!
もはや、「車寅次郎ビヨンド・ザ・ユニバース」 が
もはや、「車寅次郎ビヨンド・ザ・ユニバース」
が製作されでも驚かない。
Aトレイン、ショックウェイブではなくて、、、、フラッシュの能力は、、、とか、
何がなんだか迷いながらも、
それなりには楽しめた。
マルチバースのコンセプト、
ビジュアルの見せ方には疑問。
VFXの技術の問題ではなく、
コンセプトの問題。
ジャスティス・リーグではなく、
ザ・フラッシュというタイトルにしたのは、
マルチバース含めたシリーズのリブートを予定しているのか。
詳しい人に聞いてみたい。
極悪党ピースメイカー路線にしても、
「THE BOYS」シリーズに似るだろうし、
もちろん品行方正MCUではない、
ウォッチメン、
ジョーカー、
でもない、
ダークヒーロー、
とも違う。
場末のヴィラン、
スーサイドDCEUシリーズに期待したい。
そのあたりは、
ザック・スナイダーか、
ジェームズ・ガンか、
はたまた、
劉慈欣しだいか?
正直言うと、
もはや、「男はつらいよ アクロス・ザ・ユニバース」とか、
「ジャスティス・リーグ 小悪党柴又に集結」ぐらいでも、よくなってきている。
なぜなら、
車寅次郎は、
ガラクタのかばんひとつしか持っていない、
ブルース・ウェイン、
クラーク・ケントだから、
どうしても
DCにあってマーベルにはないもの
観ろ!メタバースの描写を!
DC作品に詳しいかどうかで評価が分かれる
有り余る才能
過去を変えられるか?
基本的に本作はフラッシュのバックグラウンドを一から描いて見せているので、初見の人でも入り込みやすいように上手く作られている。この手のユニバース系は一見さんお断りみたいな作品が多い中、今回はそのあたりは余り心配しなくても良いような気がする。
もちろん 他のDCEU作品や旧作の「スーパーマン」や「バットマン」の映画を観ていれば、色々なオマージュが見つかるので更に楽しめると思う。しかし、基本的には本作単体でも十分に楽しめるだろう。
物語はフラッシュことバリーが両親の悲劇を回避するために奔走する…というタイムリープ物となっている。ただ、それだけだとドラマのスケール感やアクション的な見せ場が足りないということで、バットマンやスーバーガールといった客演を迎えて賑々しく展開されている。
個人的には、中盤のスーパーガールのクダリがやや退屈してしまったのが残念である。フラッシュが過去を変えたことで、この世界では様々な変化が起きている。その一つがスーパーマンがスーパーガールになっているということなのだが、そうであればもう少し彼女の活躍場面は欲しい気がした。せっかくの新キャラなのに、クライマックスの対ゾッド将軍のためだけに用意されたみたいな扱いで味気ない。
バットマンも元の世界とは別人になっているが、こちらにはそれなりにドラマが用意されていたのでまだ良かったが、スーパーガールに関してはもう少しフィーチャーしてあげて欲しかった。
また、このあたりはシナリオの構成的にも難ありと感じた。スーパーガールを探すエピソード、それ自体は良いとしても、その間のゾッド将軍の動向が全く放置されてしまっている。そのため余り危機感が盛り上がらないままクライマックスの最終決戦に突入してしまった印象を持った。
他にも幾つか不満はあって、例えばフラッシュが助けられなかった少年の父親のエピソードはてっきり伏線が回収されるのかと思いきやそのままだったし、雷の衝撃によるパワーの復活は流石に強引な気もする。何よりラストに大きなサプライズが用意されているのだが、これが今後どういう風に繋がるのかと悶々とさせられてしまった。観終わって今一つスッキリしない部分が多く、脚本の練り込み不足という感じがした。
ただ、こうした不満点はあるものの、本作はタイムパラドックス物として大変面白く作られている。過去を書き換えられるか否か?という命題にシビアな回答を下しており、そこに感銘を受けた。
個人的には「バタフライ・エフェクト」を連想した。あちらを立てればこちらが立たず…という因果律が大変切ない映画だったが、それがここでもバリーを悩ませる。その葛藤に泣かされた。
そして、スーパーヒーローが戦うのは圧倒的な巨悪ばかりではない…という解釈も新鮮だった。時にそれは自分自身の中にある弱い心だったりする場合もある。この物語はそれを”映像的”に具現化して見せた所が非常に上手いと思った。
また、別世界に行ったバリーがもう一人の自分と出会う一連のクダリは、かなりコメディライクに料理されていてとても面白く観れた。髪型から性格、境遇まで異なる二人のバリーは、最初はそりが合わないのだが、やがて共に戦う相棒になっていく。ある種凸凹コンビのバディムービーのような楽しさが感じられた。
そんな二人のバリーを演じたエズラ・ミラーの巧演も見事である。プライベートでは色々と騒動を起こしてしまったが、ぜひキャリアを大切にしてほしいものである。現実は映画のように過去に戻ってやり直すことはできないのだから…。
他に、カメオ出演含め豪華なキャスト陣が大いに見応えあった。
メッチャ面白かったけど…
イオンシネマ最終の回で観てきた。
海外での評判がすこぶる良いらしいと聞いて期待してたんだけど、実際に観たら本当に面白かった。
一応は、ザック・スナイダー版「ジャスティス・リーグ」シリーズの締めくくり的な作品という位置づけなんだけど、これまでの作品を観ていなくて、本作だけ単体で観ても楽しめるようにはなっていると思う。
フラッシュというヒーローの能力やオリジンが上手く物語に織り込まれていて、初見でもすんなり理解できるようになってるしね。
それでいて、笑わせる部分はしっかり笑わせつつ、締めるところは締めて、泣かせるところはしっかり泣かせる構成も素晴らしい。
あと、総じてバットマンが良かった。特にマイケル・キートンのバットマンは、オールドファンはもちろんグッとくるだろうし、初めましての人もカッコいいって思えるんじゃないかな。
ただ1つ、スーパーガールの扱いだけは(´ε`;)ウーン…って感じ。
満腹ではあるが満足ではない
マルチバースの説明はパスタで十分!?
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