ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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DC作品に詳しいかどうかで評価が分かれる
ジャスティスリーグやマンオブスティールなど多少DC作品を観ているがすべてを観ているわけではない人の意見として聞いていただければと思う。
過去に戻るということで、最近わりとみるマルチバースが題材となっている。そのため、他の時系列のキャラクターのことについてよく知ってる人には、おお!と思う瞬間があったとは思うが、自分は後々そういえば…あそこのあれ
みたいな感じで後々気づいた。
ただこの映画単体で観ても楽しめる作品だと思う。続編がどうなるかなどは気になるけれど、マルチバース系はいずれ収集つかなくなるんじゃとは思う
有り余る才能
のエズラミラー、勿体ないよ、これだけ才能ある俳優はそんなにいないし、また機会与えられた(掴んだなら)俳優以外の時間でトラブルを辞めて欲しいけど、天才はそんなものか。今後の活躍祈る為に最高点。
エズラの二役が極自然、懐かしのバットマン、何故スーパーマンがあの俳優?
面白かった、内容はてんこ盛り、あれもこれも驚きばかり。
何故海外ではヒットしないのか、アメリカ好きそう映画だし。
スーパーマンの驚きと最後のバットマンの驚きが、洒落てて好き。
ヒーローたちの活躍を楽しむ
地上最速のヒーローであるフラッシュを主人公にして描いたアクションアドベンチャー。ストーリーはさておき目移りするようなヒーローたちの活躍を深く考えずに楽しみたい。
2023-92
過去を変えられるか?
基本的に本作はフラッシュのバックグラウンドを一から描いて見せているので、初見の人でも入り込みやすいように上手く作られている。この手のユニバース系は一見さんお断りみたいな作品が多い中、今回はそのあたりは余り心配しなくても良いような気がする。
もちろん 他のDCEU作品や旧作の「スーパーマン」や「バットマン」の映画を観ていれば、色々なオマージュが見つかるので更に楽しめると思う。しかし、基本的には本作単体でも十分に楽しめるだろう。
物語はフラッシュことバリーが両親の悲劇を回避するために奔走する…というタイムリープ物となっている。ただ、それだけだとドラマのスケール感やアクション的な見せ場が足りないということで、バットマンやスーバーガールといった客演を迎えて賑々しく展開されている。
個人的には、中盤のスーパーガールのクダリがやや退屈してしまったのが残念である。フラッシュが過去を変えたことで、この世界では様々な変化が起きている。その一つがスーパーマンがスーパーガールになっているということなのだが、そうであればもう少し彼女の活躍場面は欲しい気がした。せっかくの新キャラなのに、クライマックスの対ゾッド将軍のためだけに用意されたみたいな扱いで味気ない。
バットマンも元の世界とは別人になっているが、こちらにはそれなりにドラマが用意されていたのでまだ良かったが、スーパーガールに関してはもう少しフィーチャーしてあげて欲しかった。
また、このあたりはシナリオの構成的にも難ありと感じた。スーパーガールを探すエピソード、それ自体は良いとしても、その間のゾッド将軍の動向が全く放置されてしまっている。そのため余り危機感が盛り上がらないままクライマックスの最終決戦に突入してしまった印象を持った。
他にも幾つか不満はあって、例えばフラッシュが助けられなかった少年の父親のエピソードはてっきり伏線が回収されるのかと思いきやそのままだったし、雷の衝撃によるパワーの復活は流石に強引な気もする。何よりラストに大きなサプライズが用意されているのだが、これが今後どういう風に繋がるのかと悶々とさせられてしまった。観終わって今一つスッキリしない部分が多く、脚本の練り込み不足という感じがした。
ただ、こうした不満点はあるものの、本作はタイムパラドックス物として大変面白く作られている。過去を書き換えられるか否か?という命題にシビアな回答を下しており、そこに感銘を受けた。
個人的には「バタフライ・エフェクト」を連想した。あちらを立てればこちらが立たず…という因果律が大変切ない映画だったが、それがここでもバリーを悩ませる。その葛藤に泣かされた。
そして、スーパーヒーローが戦うのは圧倒的な巨悪ばかりではない…という解釈も新鮮だった。時にそれは自分自身の中にある弱い心だったりする場合もある。この物語はそれを”映像的”に具現化して見せた所が非常に上手いと思った。
また、別世界に行ったバリーがもう一人の自分と出会う一連のクダリは、かなりコメディライクに料理されていてとても面白く観れた。髪型から性格、境遇まで異なる二人のバリーは、最初はそりが合わないのだが、やがて共に戦う相棒になっていく。ある種凸凹コンビのバディムービーのような楽しさが感じられた。
そんな二人のバリーを演じたエズラ・ミラーの巧演も見事である。プライベートでは色々と騒動を起こしてしまったが、ぜひキャリアを大切にしてほしいものである。現実は映画のように過去に戻ってやり直すことはできないのだから…。
他に、カメオ出演含め豪華なキャスト陣が大いに見応えあった。
メッチャ面白かったけど…
イオンシネマ最終の回で観てきた。
海外での評判がすこぶる良いらしいと聞いて期待してたんだけど、実際に観たら本当に面白かった。
一応は、ザック・スナイダー版「ジャスティス・リーグ」シリーズの締めくくり的な作品という位置づけなんだけど、これまでの作品を観ていなくて、本作だけ単体で観ても楽しめるようにはなっていると思う。
フラッシュというヒーローの能力やオリジンが上手く物語に織り込まれていて、初見でもすんなり理解できるようになってるしね。
それでいて、笑わせる部分はしっかり笑わせつつ、締めるところは締めて、泣かせるところはしっかり泣かせる構成も素晴らしい。
あと、総じてバットマンが良かった。特にマイケル・キートンのバットマンは、オールドファンはもちろんグッとくるだろうし、初めましての人もカッコいいって思えるんじゃないかな。
ただ1つ、スーパーガールの扱いだけは(´ε`;)ウーン…って感じ。
満腹ではあるが満足ではない
バリーの生い立ちやフラッシュの能力の活用の事前知識があると導入部の理解はしやすい。
ストーリーの展開が少なく、アクションのエンジンのかかりも遅いため、全体的に薄く伸ばした感が否めない。
ヴィランの存在感はヒーロー映画としていかがなものか。
マルチバースの説明はパスタで十分!?
アメリカじゃ例の問題で興収が伸びてないみたいですが、なかなか面白かったです!
なかなか面白いだけにリアルの不祥事はホントに残念、、
バットマンのように暗すぎず、アクアマンやワンダーウーマンのように神や王が絡んでもなく、そこそこのジョークもありかなり見易いストーリーになってましたね!
現在のバリーと、過去のへっぽこヤングバリーとオジサンバットマンに女スーパーマンとなかなか歪なチームw
イチオシはやっぱスーパーマン!
可愛くなりすぎ!!w
ゴツい男よりこっちのカワイイスーパーマンがいいですw
これを機にDCユニバースを軌道に載せて欲しいところ(^^)/
DCのストーリーとしては△
I.Tのアンディ.ムスキエティ監督がメガホン
★オープニング映像がすごくかっこいい
★マルチバース世界の絵が綺麗
フラッシュが新しい能力を得て、その能力を使い過去に戻り、母の命を助ける。しかし、過去を変えることで世界が一変する。
マルチバース世界物語はDC映画の続きの展開に必要なのか?
父の冤罪を晴らすより母の命を助けることに一生懸命になっている描写。
瞬間瞬間の重なりが、今となる。
始まりはいつものアメコミ映画でしたが、進むにつれグイグイと引きつけられ納得のエンデイングを迎えました。
スーパーヒーロー役に懐かしい男優さんを迎え、最後に「えっ」と言ってしまった役者さんも登場します。この方の今後の展開はあれば良いけど、難しいでしょうね。
チョットイカれ気味のフラッシュ役をエズラ・ミラー氏は好演しておられ、134分の大作でしたが、間延びした感じはなく、とても良かったです。
圧倒的な面白さ
正直観る前は本作に対してかなりイラついていて、マイケル・キートン/バットマンとゾット将軍の再登場が予告され、本作を楽しむにはマイケル・キートンの「バットマン」、「マン・オブ・スティール」、「ジャスティス・リーグ」、更に言えばそれに付随するDC映画を観なくてはならない事になる。
1本の映画を楽しむのに何本映画を観なくてはならないのか?こんな狂った事をいつまで続けるのか?いい加減にしてほしい。
ただ、もし上記の映画を全て観ているなら、今すぐ劇場に駆けつけてほしい。本作にはそれだけの価値がある。
本作最大の勝因はオープンニングから、悪ふざけ全開の唖然とするエンディングまで全編を突いている笑いにある。(ハラハラドキドキのアクションシーンでもその手を緩める事をしない。)
この全編にちりばめられた笑いが作品のリズムを作り、観る者を一瞬たりとも飽きさせない作りになっている。
「IT」を撮った監督のコメディセンスは嬉しい驚きだが、恐怖と笑いは紙一重であり、優れたホラー映画とは常に笑えるものであるならば、当然の結果なのかもしれない。(因みに「IT」は全然笑えない、退屈な映画だったが・・・)
それとクライマックスのカタストロフィ
のシーンは大変素晴らしく、感動すら覚えるレベルであり、必見である。
DC映画ファンは是非ともスクリーンでその目に焼き付けてほしい。
最後に、本作で初登場となるスーパーガールだが、スーパーマンの衣装を女性が着るだけであんなにエロくなるなんて嬉しい発見であり、こちらも目に焼き付けてほしい。
面白かった! 、、、けど
個性的な出演陣、最先端を感じる演出、超絶CG、過去作との絶妙なクロスオーバーなどなど、製作陣の「本気」が全編通じてこれでもか、とあふれまくっていました。
面白くないわけがない。
ただ「本気」で「最先端」な「超絶」ばかりを、こうも全編に渡って引っ切り無し&手加減抜きで繰り出されると、「飽きる」とまでは行かなくても、頭が馴れるというか、少々ダレてしまう。
全ての曲の間奏で、長めの超絶アドリブギターソロが用意されてるロックのライブのような、5曲目辺りでゲップが出そうになるあの感覚。
加えてDC映画作品は、起承転結のリズム感がどれも似てて、さらに拍車がかかるというか。
いやね、チケット代分以上には面白かった!というのが前提ですが、今更「マルチバースを舞台にしたオールスター作品」をやるなら、もうちょっと別の方法があるんじゃないかなー。
DCよ、おまえもか。
映画「ザ・フラッシュ」を観に行ってきました。最近のヒーロー映画にこだわりは特にありませんが、評価が高かったので興味があり、観に行きました。
しかし、平日夕方の早い時間とはいえ、公開からまだ1週間しか経っていないのに観客は5〜6人ほどで、少し心配になりました。
「スパイダーマン:ノーウェイホーム」から始まったマーベルヒーローのマルチバース。対するDCコミックヒーローの本作でもマルチバースを主題に取り上げています。
自分としては、マルチバースは混迷するだけの反則技だと思っているので、最終的にはやっぱりな、という印象でした。
ストーリーは混乱極まりなしで、「スパイダーマン:ノーウェイホーム」で感じた違和感と同じ感情を抱きました。
まあ、製作側からすると過去作の敵や登場人物を便利に使い回すことが可能なので、都合が良いのでしょう。
でもこれがなぜ評価が高いんでしょうね?
コミカルさとシリアスさのバランスがいい!
いきなりのビル崩壊、赤ちゃんや犬が落下する中でどうやって助けるかという場面で、まずは食糧庫を開けて腹ごしらえをする選択に笑ってしまいました。
超高速で動けるけど、燃費が悪く、パワーもあまりないという設定がいいなぁ。
アベンジャーで言うならスパイダーマンのような印象を受けました。
過去を変える事で現代の不幸を回避するのが目的ですが、その結果新たな不幸が生まれて、修正するために何度も過去へ行くも、そのたびに不幸が増幅していくといった流れで、
なんかまどマギのまどかとほむらの役割を、一人二役でやってる印象でした。
いつものやたら暗いDCが苦手なので、コミカルなノリのある今作は良いです!
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