ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄のレビュー・感想・評価
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B級ケイジ全開
このところニコラス・ケイジの俳優としてのグレードが2ランクくらい引き下げられてしまった感が否めないが、それでも彼がスティーブン・セガールなどと根本的に違うのは、本作のようなダーク・ファンタジーもソツなくこなせる点に尽きるのだろう。
幼い子供がハロウィンの日に父親の眼の前で忽然と姿を消す。どうやら事態はハロウィンの起源と深い関わりがあるようで————。父親(ケイジ)がなぜか歴史学者だったり、子供を救うのに駆けずりまわったりと、過去のケイジ主演作が様々なところで思い起こされてやまないのはネタなのか。
きっと作り手はB級グルメ的に製作したのだろうけど、意外とケイジの演技がマジなのと、ハロウィンのカーニバル場面の作り込み、さらには薄気味悪い雰囲気の漂わせ方にもハッとさせられるところが多く、「B級」と「本気」が衝突する様々な箇所でボルテージが奇妙な形にビョンと跳ね上がる。それが成功か失敗か、感じ方は人それぞれだが、少なくとも気軽に観る分には適度に面白コワく楽しめる一作かと。
ニコラス・ケイジ・・・
ニコラスは、A級になれないなぁー
映画.comの皆さんのレビューにもある様に、ニコラス・ケイジは、最近は、A級の作品にはどうも巡り合わなくなってきている。決して、本作も面白くないわけではないし、映画出演から遠ざかっているわけでもないが、製作費や監督・、脚本も含め、ヒット作品には縁遠くなっているのは事実だろう。ハロウィンをテーマにした本作品も、これまでたくさんの作られてきたホラー作品の一つに過ぎず、目新しさや斬新さを感じさせるものではなかった。
ストーリーの舞台は、ハロウィンの夜。そのカーニバルの人混みの中で、父親がほんの少し目を離した隙に、一人息子が行方不明になり、その行方を必死に追う父親役を演じるのが、ニコラス。当然そこには、父親としての息子を想う後悔や懺悔、妻からの叱責等、予想通りの展開で家庭が崩壊していく。
そして1年後。再びハロウィンが近づいた季節になり、不可解な怪現象に悩まされる。しかし、それが息子からのSOSと知る中で、息子の失踪の謎を再び追い、次第に過去の忌まわしき事件に纏わる史実や亡霊の存在に辿り着く。そして、一人命がけで、息子を助け出しに、黄泉の世界へと向かう。
この作品は、Amazon primeで見つけるまでは、知らなかった作品。突っ込みどころや不自然な設定も多い区、鑑賞後もB級作品だと感じたのが正直なところ。但し、主演・ニコラス・ケイジという名前をテロップで見つけただけで、再生してしまったのは、やはり彼のネーム・バリューは、しっかりと私たちに根付いていることも確かだ。だからこそ、そろそろ、彼の再起となるようなヒット作品を望みたい。
モト冬樹?
約1000人の子供の幽霊
ニコちゃん映画はハズレが多いのですが、これはまだ大丈夫な作品でした。「ペイ・ザ・ゴースト」なんて言葉が謎にはなるのですが、お金を払っても解決しません。ゴーストの真相に近づき、過去に起こった事件について真摯に取り組むこと!原因となったのは1679年にニューヨーク起こったインフルエンザの猛威。それがアイルランド系ケルト文化を持ち込もうとした入植者のせいだとして、魔女狩りのように子供3人を殺されたアニーという女性の真実。なんとなくありそうで怖いです。
ただ、都合が良すぎる点は否めない。ハロウィンの夜に幽霊は3人の子供を連れ去ることができるとか、1年までだったらこの世に帰れるとか、取ってつけたような設定でした。そして、最初の入植があった時代の教会、そして息子の霊が教えてくれた場所へ。息子を取り戻すためニコちゃん大活躍です。
ここまでは大したことないB級ホラーなんですが、探し当てた小屋の地下が凄かった。計算すると約1000人の子供の幽霊がいる光景が圧巻。息子の名前を呼ぶニコちゃん。「チャーリー!」と叫ぶと、その1000人が一斉に手を挙げる。みんなチャーリーかよ!と笑う場面じゃないんでしょうけど、笑ってしまう。それでもその1000人が最後には助けてくれるので、ちょっと感動してしまいました。
ニコラスケイジの代表作って
ニコラスケイジの無駄使い(笑)然程怖くない幽霊映画
何が凄いってどんな脚本だってどんな映画だってガチンコ勝負のマジ演技をするニコラスでしょう。がーさす。
大好きなニコラスも主演だし映像もある程度お金掛けてるのかなあって程度には出来が良いのに何がつまらないのか?
ずばりストーリーでしょう!(笑)
ハロウィンの夜に忽然と一人息子が消えた!単なる誘拐と思われていたが実は遠い昔に惨殺されたシングルマザーの怨念でした!ニコラスパパが一人息子を助けてメデタシメデタシ…って何のひねりも無いやんけー( ³ω³ )
Did you see that? ニコケイのそれなりホラー
一人で勝手に「ニコケイ強化月間」中です。第六回は「ペイ・ザ・ゴースト」。珍しくホラー物ですね。
毎回書いてる気もしますが相変わらず悩めるニコケイです。でも確かに人混みで子供いなくなったらパニックかも?
こういう作品では突き詰めて考えてはいけないものなのですが、霊能力者と大学のハンナさんは見事にとばっちりでしたね。刑事さんのくだりが物語にほとんどからんで来ないのが逆に意外でした。
ラストのハロウィーンの仮装した子供がいっぱいいる描写は何気に不気味で良かったです。ホラーの基本を押さえてあるので、大人が観ると微妙でも、きっと小学生ぐらいの子供が観るとハマってしまうかもしれませんね。
サクッと観られる
けっこうよかった
子供を幽霊に誘拐されるなどたまったものではないのだが、幽霊は幽霊でけっこう気の毒で、ハッピーエンドでよかった。あんまり関係ないのに死んでしまう、霊能者や大学の女の先生がかわいそうだった。
こんな映画を見ると子供を人ごみに連れて行くのが怖くなる。ニコラス・ケイジの困り顔はいい。
何これ?
意外とあっさり
親は子供の手を離せなくなりそう
試写会の前に急遽トークイベントが決まったらしく、特別ゲストは和製ニコラスケイジのモト冬樹さんだった。等身大パネルの横に並ぶと本当に似てて笑った。
モト冬樹さんの自虐ネタとか映画の見どころとか、トークショーが面白すぎて、本編が始まってからニコラスケイジがアップで映った瞬間、みんなクスクス笑ってしまう事態にwwもはや主演はモト冬樹と思って観ることにした。
そもそもニコラスケイジって結構おじさんなのに、若い奥さん(プリズンブレイクの人だ!)と幼い息子がいる設定がやはり納得いかない。
ホラー映画のセオリー通りに作っているけど、所々つめが甘くて、ん?という場面もありつつ、サスペンススリラーが好きなら普通に楽しめる作品かな。もっと謎解き部分が巧妙だと良かったのに。残念。
隣の席のマダムがビビり過ぎて身体をピョンピョン動かすから、座席がガタガタして4D鑑賞してる気分。
ホラーが苦手な人と、急にバンッと来るのが苦手な人は観ない方がいい。
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