「機は熟した。」帰ってきたヒトラー マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
機は熟した。
ワルキューレの騎行 と ヒトラー?『地獄の◯示録』の刷り込みだぜ。良くない。
『腐った肉体は輝かしい精神を吹き込んでも、全く美しくならない』
『肉体的にも精神的にも不健康で無価値なものは、その苦悩を自分の子どもの身体に伝えてはならない』
って事だ。
これが、ヒトラーの思想の根幹。世の大衆は、この人物の言っている事は『間違っていないものもある』と言う。しかし、それで良いのか?
例えば、優生保護法はそのもの。安楽死もそのもの。フィクションであっても、国家社会の継続の為に老人を始末する。そんな『PLAN7◯ 』は正にそのもの。
勿論、考えるのは自由だが、見る者は理解しよう。不快感を示さなければ行けないと思う。
さて、映画音楽は
『夕陽のガンマン』の大佐とジャン・マリア・ヴォロンテの対決の音楽で一旦幕を閉じたかに見れる。だが、しかし。まだ、機は熟していなかった。
都市伝説ではあるが『ヒトラーはアーリア系人種ではない』と言う説もある。では、仮にそうであったら、それを生み出した民族全てがヒトラーなのか?
まぁ、兎も角、イタリアもドイツもスペインもそしてフランスも独裁者を拒絶する歴史を繰り返して、ある程度淘汰して、現代の世界社会を気づきあげている。まぁ、その点は評価出来る点も多々ある。
問題は我が国だ。東京裁判すら満足に表現出来ない。どう見ても東京裁判はとかげの尻尾切りで終わっている。ムッソリーニもヒトラーもベタンもフランコも日本にはいなかったのか?『東條英◯』や『◯◯神社を祀る皇室』は隠れ蓑。全く別の場所で、ひっそりと目立たぬ様に、日本のヒトラーは身を潜めているに違いない。勿論、人の良い善人面で。
そして『機は熟した』いや『機は熟しきっている』