「偉大な家族」はじまりへの旅 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
偉大な家族
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簡単に言うと風変わりな一家が山から下りてお母さんの葬式に向かうというお話ですが、奥が深い作品でした。
お父さんの教育は風変わりだけど子供たちは立派に育ってる。
普通に学校に行っている子よりもズバ抜けて頭が良く体も丈夫。
でも、子供たちは何か欠けてる感じがしました。
最初は感情なのかなと思っていたけど、お母さんが亡くなった事を聞いて皆号泣してたし、そうじゃない。
でも、その反応に私は少し違和感がありました。
上手く言えないんですが何か普通に見えなかったんですよね。
この映画のチラシに「普通ってなんですか?」って書かれてるんですけど。
その答えに実に困る。
テーマとしてすごく難しい。
ベンの教育は全てが間違いではないと思うけど極端過ぎたのかなと思いました。
ベンの妻や子らへの想い後悔。
子供達のお父さん、お母さんへの想い。
兄弟姉妹同士の想い。
家族の在り方とか難しい内容もあったけど、しんみりと泣いてましたね。
ラスト光景はとっても良かった、あのスタイルがあの家族には一番あってる気がします。
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