「今年もえぇ話や…。しかし…、」ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」 へねみこさんの映画レビュー(感想・評価)
今年もえぇ話や…。しかし…、
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「ポケモンの夏」 。今年の映画もいい話だった。
サトシたちのアクション、ポケモン愛はもちろん。マギアナの可愛らしさ健気さ。ボルケニオンの兄貴さ(?)。悪役の悪さ(!)。見所たくさん。
…しかしながら、どうにも不自然な箇所がいくつか。
①国王の存在。いるんだよね? あれだけの事件が起こってるのに劇中まったく登場しないって、どうなのよ(-。-;
正直、キミアが女王でもよかったのでは? (「女王」じゃなくて「王女」にしたかっただけなんじゃ…)
②名も無きポケモンハンター。…いや、分かるんだけどね(^^;; あれ、要るかなあ。そのあとED映像でも出てこないし。
③シトロンの声。これは私がそう感じただけかもしれないが、キミア王女とエリファスについて会話するシーン、シトロンが彼っぽくない大人の男性の声になってる気が(´Д` ) これはどういう意図なのやら。邪推だけど、「キミアの声・演技」とのバランスを取ったのかなぁ。
④高原でジャービス一味と対峙するシーン。キミア王女が一味に対して制止するようなセリフがほぼない。
…キミアの性格なら、何かあった方が自然では。
⑤王女すら亡き者にしようとするジャービスw
…ええ? それ、そのあとはどうするつもりだったの?
そもそも、要塞浮かせてそのあとは…?
⑥ロケット団追い出すときニャースだけ残すジャービス。…え、ホントにマギアナの気持ちを確かめるためにニャース残したの? ニャースも「マギアナの声が…」って言うんだけど…。ほぼ交流ないよね? いいシーンなのに説得力ないなぁ(´Д` )
以上、話の都合なのか、不自然な箇所でした。「XYZ」での映画はこれが最後かもしれないので、ちょっと残念でした。
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