孤高の遠吠のレビュー・感想・評価
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不良達の顔だけで観てられる
話とかじゃなくて、すごいリアリティがある。 原付ビジネスっていうのは良い発端だと思った。これを作った事がすごい。 誰の視点にも肩入れしないという手法がどこまで意識的なのか分からないが、きっと監督も人を崖から突き落としてもがいているのを客観的に楽しむというヤンキー的な感性の持ち主なんだと思う。この映画を楽しんでしまった事はある意味腹の立つようなことだが、面白かった物は仕方がない。
まさしく遠吠
静岡県富士宮市にて起きる不良達の物語。 中途半端な4人組から物語は始まり、どんどん箱庭限定だが広がりをみせて前半では予想も出来なかった面白さがあった。 インディーズ作品ながら、監督の力量なのか地元の不良を集めここまで作った事には感服する。 喧嘩などは素人の擬闘なので御愛嬌。 4人組の1人が口の割には卑怯で1人では何も出来ず、最終的には自分の言葉の曖昧さが招いた災いにて1番悲惨な道に行くのには笑わせて貰った。
なぜか何度も見たくなる
いるいるー あるあるー ってずっとなる一本でした。 実際のヤンキーにしか見えないって思ってたら本当にヤンキーをキャスティングしてたんですね笑 この渦中にいなくてよかったとホッコリします
田舎不良の生態系
リアリティを出すために、 不良を演者として採用しているのだが、これが裏目 素人に演技させたらダメでしょう 演技じゃなくて、 長期間で密着シューティングし、 ドキュメンタリーフィルムとして編集すべきかと。 演技では素人だけど取材対象なら本物になるし 作品主旨は、 こういう類の生物が生息していることを知らしめるものだと捉えた あるべき姿・目的地をどう定義するかの想像力が乏しかったり、 情報が不足すると、 様式美のように一定数の少年から少年へ継がれていくのかと
箱庭
つるんで悪さしてはしゃいで暴れて、やり場のない退屈と戯れる若者の姿をひたすらみせる映画。 自分はそうではなかったが気持ちとしては判らなくもない彼らのあがきっぷりをみる作品かな。 娯楽の選択肢が少ない田舎街には今でもこういう子達がいるんだな。
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