「清々しいほど嫌い」闇のバイブル 聖少女の詩 因果さんの映画レビュー(感想・評価)
清々しいほど嫌い
耽美で緻密な世界観と狙い澄まされたショットにもかかわらずまったく心の琴線に触れることがない。それどころか不快さだけが次第に増していく。これは作品に内在する意図とか批評性とかそういう問題じゃなくて、単に俺がゴシックと少女趣味のことを心の底から嫌っているからだと思う。俺にはまだ心の底から嫌いになれるものがあるんだ、という負の自己肯定感を得るのに十分すぎる一作だった。にしても主演のガキはちっとも可愛くねーな。
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