「西部劇ではなく、シチュエーションスリラー」ヘイトフル・エイト よしさんの映画レビュー(感想・評価)
西部劇ではなく、シチュエーションスリラー
南北戦争直後のアメリカ西部。犯罪者を護送する賞金稼ぎが吹雪に見舞われ、とある小屋に避難したことから始まる惨劇を描く物語。
タランティーノ監督、サミュエル・エル・ジャクソン、カート・ラッセルが主演する『西部劇』・・・というよりは、吹雪により隔絶した小屋を舞台にした『シチュエーションスリラー』です。
犯罪者の奪還計画が示唆される中、南北戦争の後遺症、人種差別等を絡めながら、ラストに繋げます。ガンファイトは「流石タランティーノ」と言ったところ。
ただ、そうは言ってもシチュエーションスリラーに168分は長すぎます。思いのほか短くは感じましたが、もう少し短くても良かったかもしれません。
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