「昔々、愛は勝ちましたとさ」スノーホワイト 氷の王国 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
昔々、愛は勝ちましたとさ
「白雪姫」を大胆アレンジした「スノーホワイト」の続編。
今回はスノーホワイトと共に邪悪なラヴェンナ女王と戦った狩人(ハンツマン)エリックが主人公。
また、ラヴェンナ女王の妹で悲しい愛の裏切りで“氷の女王”と化したエルサ…いやいや、フレイヤが新たに登場。
彼女と復活したラヴェンナ女王の過去。
恐ろしい女王姉妹と戦う。
きっと作り手側は巧い事話を展開させたと思っているんだろうけど、待て待て待て!
つまりは白雪姫の居ない白雪姫の話を無理矢理作っただけの、作る必要の無い続編。
話に面白味は無く、一応前作はVFXや衣装やアクションなどビジュアル面では見せられるものあったものの、今回は新鮮味もナシ。
やたらと愛推しで安っぽい。
唯一前作より勝ってるのは、キャスト。
前作からのシャーリズ・セロン、クリス・ヘムズワースに加え、新たにエミリー・ブラント、ジェシカ・チャスティン。
こんなB級に(失礼!)、何と贅沢!
白雪姫不在の時点で微妙な作品になるのは誰もが分かってた筈。
「STOP!」と言ってくれる人、居なかったのかな…?
ハリウッドさん、ヒット作に便乗した安易な続編企画はもう辞めましょう…(^^;
そうそう、今回前作の主演クリステン・スチュワートは謎の降板。
クリステンさん、何かあったんスか!?
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