ぼくのおじさんのレビュー・感想・評価
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素朴なやりとりが心温まる。ほんわかドタバタコメディ!!
【賛否両論チェック】
賛:どこか憎めないキャラクターのおじさんが繰り広げる何気ない日常が、不思議と笑えて心温まる。恋をした相手のために奮闘する様子には、えも言われぬカッコよさもあり(笑)。
否:やや小説チックな言い回しが多いのが、気になるところ。特段大事件が起こる訳でもないので、興味がないと眠くなるかも。
何をやってもダメダメなのに、口だけは達者。でもどこか憎めない愛されキャラの“おじさん”と、しっかり者の小学生・雪男が織り成すやりとりが、どこか滑稽で笑ってしまいます。取り立てて事件が起こる訳でもないのに、観ていて心温まるのは、2人のキャラクターだからこそ、なせる技です。
そんなおじさんが、一目惚れした相手のために見せる大健闘は、何故かちょっとカッコよさがあるから不思議です。ラストのシーンとか、ステキです(笑)。
やや独特のセリフ回しが気にはなるかもですが、笑ってほっこり出来るコメディです。
ぼくの甥は利発。
や~面白かった。なんなんだ、このおじさん(^^;龍平ハマりすぎ。
芥川賞作家の北杜夫が自身をモデルにした児童文学らしいのだが、
そのぐうたらぶりはたいしたもの。彼のことを作文に書く雪男役
の大西利空の利発な愛らしさも相まって見事なバディムービーに。
前半の迷惑おじさんぶりが後半ハワイでどう変化するのかと期待?
するもやはり変化なし。とはいえ、映画向けにとってつけた様な
展開のラブコメを片っ端に追いやったおじさんのキャラクター性
が一ミリも動かないことで安心して観ていられるという不思議さ。
またこれで寅さんみたいなシリーズ(まぁTVドラマでもいいけど)
が出来てしまうんじゃないだろうかと思った。昭和の風情も満載。
(脚本が春山ユキオになっているのにワォ!(^^;最後まで笑わせる)
ゆる〜い
まったりゆったりした作品で、恋模様はちょっと寅さんぽいなと思いました。
実際いたら困るけど見てる分には面白いのでいろんな物語をいろんな角度でみてみたいキャラクターでした。
つまらなくて寝てしまった、わぉ。
ゆきおくんがいい
ぐうたらなおじさんの日々を甥であるゆきおくんが日記として綴る形で物語は進行します。おじさんほもちろん家族全員話し方が微妙に変でいい具合に楽しかった。小ネタ満載でクスッと笑えるシーンがたくさんありました。ほのぼのとする映画です。
エリーさんの話の終わり方はもう少しな気がしますが、、、戸田恵梨香先生との話、確かに続きが読みたくなるそんなおじさんでした。
ゆきおくんのかわいくてしっかりしたキャラクター、おじさんの屁理屈ばかりの変わった性格の噛み合わせが心地好かったです。
良かったじわっと来た
よかった
初めて読んだ小説がこの映画の原作で、小説の面白さを初めて体験した作品なのでとても楽しみだった。しかしおじさんのイメージが車だん吉かなぎら憲壱だったので、松田龍平は違いすぎて不安だった。しかし見ていると飄々とした感じがとてもよかった。
子供が全く子供らしくなく、おじさんが子供っぽくてそのギャップを描こうとしているのかもしれないが、子供らしい子供が一人もいなかったため、大人が子供を見ずに描いているような感じもした。子供らしい子供が見たかった。
おじさんももうちょっとユーモラスなところが見たかった。感じはいいのだけど具体的に面白いのはタバコと間違って大麻を買ったくらいのものだった。
う〜ん、残念。
のんびりしながら見ました
真理を追究するひとが嘘をついてはいけない
「ぼくの伯父さん」といえばジャック・タチだが、こちらは「叔父さん」。
お父さんの弟さん。
日本映画で「おじさん」といえば、山田洋次監督『男はつらいよ』シリーズの寅さん。
妹・さくらの息子・満男からみれば、叔父さんだ。
たぶん、この映画、寅さんの線を狙っている(はず)。
小学生のユキオくん(大西利空)は、周りにいる大人について作文を書く宿題が出された。
父母についてはピンとこず、妹にいたっては論外。
グータラでだらしない、哲学者で居候のおじさん(松田龍平)について書くことにした・・・
といったところから始まる物語は、子どもの目を通して観た「大人の世界の映画」かと思いきや、そこまで深くない。
単に、「ヘンな」おじさんの観察日記。
その「ヘン」さで前半は映画は保っているが、おじさんの恋愛騒動になる後半は、もう、ダメダメだめだめ、と駄目の連発。
とにかく、おじさんに対して途中から好感を抱かなくなってしまう。
きっかけは、ひと目惚れした女性(真木よう子)に「ホノルル大学から招聘されている」云々の「嘘」を言ってから。
哲学者=「真理を追究するひと」。
そんなひとが、世間の常識からずれているところから生じる面白さ可笑しさであるべきところが、「嘘」を言ってしまっては救いがたい。
なので、後半、ハワイへ行ってからのバカばなしも、結局は「世間から浮いた、いい歳した大人」の「身勝手な」行動にしか見えない。
「世間から浮いた、いい歳した大人」が、そのひとの価値観で行動するところから笑いを起こさなければならないのに。
この後半は原作にないオリジナルらしいので、映画としてのキャラクター設定が破綻しているとしかいえない。
山下監督、『オーバー・フェンス』もガッカリしたが、この作品でもガッカリしたよ。
続編を作る気満々のエンディングだけれど、まずは、嘘をついたことを反省するおじさんを描かないと、どうしようもないのではありますまいか。
私には合わず、残念。
お揃いアロハのゆるばでぃむーびー(時々ねこ)
松田龍平がだめなおじさんをリアリティを持って熱演?しています。松田龍平好きとしてはかわいいなあと思いますが、おじさんは無理ですね。だめすぎます。
松田龍平はサッカー得意なのに、すごく上手に下手なキーパーやってて、うまいなあと思いました。セットしているようには見えない寝癖といい、最高のおじさん造形でした。なので、おじさんがいやで仕方なかったです。
雪男がかわいいくて、賢くて、やさしい子で素敵でした。いい加減にしなさいよ!とか、おじさんを叱るところがよかったです。ちょっと古めかしい言葉遣いなんかもいいです。文学性に乏しい主人公とか最高です。
あとは、ニャム様が、お美しくてたまりませんでした。白猫さんかと思いきや、なんと尾っぽは黒くていらっしゃる!なんて個性的な被毛!!素晴らしいです。おじさんにご飯取られてかわいそうに…
おじさんなんて引っ掻いちゃいなさいな!
エリーさんの農園にいた猫さんもかわゆかったですよ。
話はあってないようなものです。
起承転結がはっきりしていて、教訓や感動を見出すようなお話ではないので、そうゆうのしか無理な人はお金の無駄です。万年床で寝ころんで煙の輪っかを作りながら、ははっと笑いながら見て、終わったら昼寝するようなお話です。
四年生の雪男によるおじさん観察日記です。
おじさんは一目惚れしたエリーさんにあっけなく振られ、かわいそうなので雪男はそっとおじさんの手を取るのです。
アニメのおじさんも可愛かった。
智子おばさんやお母さん、お父さん妹も面白かったです。
みのり先生の膝上10センチスカートが可愛かったです。みのり先生とおじさんをあわせると、多分おじさんはまた一目惚れしそう…
そうなると雪男は失恋かしら。いえいえ、それは別のお話、ですね。
まったりですが・・・・
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