「演技力!」ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ yumekoさんの映画レビュー(感想・評価)
演技力!
コリン・ファースとジュード・ロウという大好きな2人なので、ストーリーの前情報は何もなく観に行ったら引き込まれた。
ニコール・キッドマンとローラ・リニーという、こちらも大好きな女優さんたち。出演されていると知らなかったから、なおさら嬉しい。
それぞれの演技力が光る作品。
1900年代初頭は好きな時代で、ファッションやインテリア、ジャズも楽しめた。
全くタイプの違う2人の男の友情。
その男たちを愛する対照的な女たち。
トマス・ウルフの子供のような憎めないキャラクターは、いたずらっ子のような目を輝かせる時と、とても深い悲しみを浮かべる時と…。ジュード・ロウの演技がいい!
コリン・ファース、とてもこの役にピッタリだった。冷静なパーキンズが声を荒立てるシーンや、最後のデスクでのシーン。たまらない。
ニコール・キッドマンの狂気溢れるほどトム愛し、壊れいく姿も心に響いた…。
涙がこんなにこぼれるなんて…。
映画館で観て良かったと思える作品だった。
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