「久々に泣いた…人生って酷なもの…」ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ もしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
久々に泣いた…人生って酷なもの…
いや、久々に泣きました。
映画解説に書かれているとおり、無名の小説家がフィッツジェラルドやヘミングウェイの編集にも関わった、名編集者のパーキンソンの元に小説を持ち込み、ベストセラーを生み出す…と。
でも、一夜にして有名人になると…自分の才能を過信して、自分にそぐわない人々を否定し、すべてが崩壊に向かう…
こう書いていくとよくある話といえばよくある話なのですが、ウルフの小説を書くということへの偏狭的な熱意もすごいと思うし、それを陰で支えていくことに対するパーキンソンの偏狭的な熱意もすごいと思う…。そして、ジュードロウとコリンファースがまた真に迫る演技で淡々と進むストーリーを彩っていきます。あ、ニコールキットマンも素晴らしかったです。
ラストは正直想像もしていなくて、最後のシーンはおもわず涙がこぼれました…。
映画中に出てくる、小説的な会話の言い回しが字幕でなかなか追いきれず…リスニングがちゃんとできたらなぁ…と後悔するくらい、ちゃんと聞けたらもっと楽しめると思います。
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