「暗い時代にこそ物語ることが大切!!」ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ MPさんの映画レビュー(感想・評価)
暗い時代にこそ物語ることが大切!!
人気作家とその作品の背後には、自我の強い作家たちを根気よく説き伏せ、より高い完成度を目指してリライトのペンを取らせた編集者がいたことを再認識させるビハインド・ストーリーには、大恐慌時代から現代にまで繫がる強いメッセージが託されている。それは、名編集者と謳われたマックス・パーキンズと作家のトマス・ウルフが肩を組み、共に誓い合う、「暗い時代にこそ何かを物語ることに意味がある」という、小説ばかりか、芸術、エンタメ、全般に通じるミッションのようなもの。勿論、その中には我等の映画も含まれている。
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