「罪と罰」教授のおかしな妄想殺人 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
罪と罰
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ウディ・アレン流の罪と罰。
悪い奴はこの世に居なくて良い。
むしろ、殺した方が世のため人のため。
人のためと言いつつも、自分にもやっと生きる意味が見つかった。だから、やっぱり死にたくない。捕まりたくない。
いつ死んでも良かったのに殺人者になったら、生きる意味が見つかったという皮肉。インテリが御託を並べても、所詮人は、ここに在るだけです。
「重罪と軽罪」「マッチポイント」のラストで犯人は裁かれませんでしたが、今回は死んでしまいましたね。
ウディ・アレンは、何故ラストでエイブを裁いたのでしょうか。裁かなくてはいけなかったのでしょうか。
80歳を迎えたウディ・アレンの境地にこれからも目が離せません。長生きしてね。
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