「実存主義を皮肉るウディアレン」教授のおかしな妄想殺人 ビート板教室5年目さんの映画レビュー(感想・評価)
実存主義を皮肉るウディアレン
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薄味な印象は否めないけども。
実存主義者はどん底になるまで自分の過ちに気づけない。
という冒頭のセリフ通り、教授は奈落へと真っ逆さま。
人間には本質的な役割はない、全ては虚しい、意味なんてないからこそ自分を心から駆り立てるモノに突き進んでから、自分の本質を選択していく。
心から駆り立てられるモノが映画を撮ることならば、桐島部活やめるってよの神木くんになれる。
しかし教授の心を駆り立てたのは殺人だった。
その教授の顛末はブルーシャスミンのケイトブランシェットばりの突き放しかた。こじんまりとした作品ではあると思いますが、浅くとも哲学の理解があれば楽しめると思います。
タイトル詐欺の被害者には黙祷します!
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