「不安なんてものは、考えている暇がないほど何かに夢中になってしまえば、意味のないものになってしまうのだ。」教授のおかしな妄想殺人 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
不安なんてものは、考えている暇がないほど何かに夢中になってしまえば、意味のないものになってしまうのだ。
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ウッディ・アレン監督らしい映画。シニカルなコメディ。
殺人を思いついてから楽天的に変貌するエイブから目が離せない。さらに、ジルの、常識とタブーの境界線に戸惑う。付き合っている彼がいながら「誰か一人に決められない」ってセックスまでしちゃおかしいでしょ?と思いきや、自首しなければ通報するなんて言いだして、そこはダメなのか!って驚いた。
まあ、最後まで展開が読めず、十分楽しめた。
しかし、「不安とは自由のめまいである」という名言が深い。いまだ、その言葉にとらわれたままだ。
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