「首を斬るには日本刀」ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ zhiyangさんの映画レビュー(感想・評価)
首を斬るには日本刀
クリックして本文を読む
謎設定と唐突な展開を受け入れられれば案外面白いと思う。映画館に観に行きたいとは思えないが、休日に家でゴロゴロしながら見る分には結構良い感じだった。とにかく設定が唐突で理解しがたいんだけど、「それはそういうものだから」と割り切れれば、展開はコメディありハードな別れありで、工具とかバットとかDIYな感じの武器に如何にもオーストラリアな無骨な男たちの取り合わせのアクションも、流石にハリウッドやアジアのアクロバットなアクションには及ばないけど、結構好みです。トラックのアクセルを踏み込んで蹴散らすのとか爽快だし。最後の最後まで意味不明で説明不足な設定が尾を引いた展開だが、結果的にむしろゾンビ側が勝っているというか、人間vs.ゾンビという単純な構図からはみ出す「ゾンビを利用する人間の登場」という以外なオチも悪くない。ゾンビ映画には全く詳しくないが、結構工夫のし甲斐があるんだなと。タイトルもオーストラリア産某怒りのデスロードのパクリでB級色全開な売り込みだけど、B級映画としてハードル下げて見るには普通にいける。
コメントする