「映像が綺麗」カリキュレーター カピバラさんの映画レビュー(感想・評価)
映像が綺麗
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ロシア製SFアクションです。地球外の惑星が舞台であり、そこでは非情な管理システムによって人々の行動が制限されています。
ここまではよくある設定で、それに対抗しようとする主人公らと政府組織の闘いに…
と、なるのが一般的かと思いますが、本作ではその主人公達は「犯罪者」としてコロニーから放り出されてしまいます。そのコロニーは都会で栄えていますが、その周囲には多くの化け物が巣食う沼になっていて、その化け物の中をくぐり抜けながら、「幸福の島?」を目指すと言うストーリーになっています。
なので、基本的にサバイバルです。かと言って対怪物をメインに置くのではなく、放り出された囚人達の対立や、主人公と行動を共にすることになったある男性の命を狙う政府組織が絡んでくる人同士の争いがテーマでした。
そのわりにはドラマが薄いと思いますし、突っ込みどころや少々眠くなる感じなど、しっかり楽しませてくれるかと言えば嘘になるかと思いますが、世界観はなかなかです。あと、無機質な中に有機的な化け物が現れたりなど、映像美も捨てたものではありません。
もう少しバトルを描いて欲しかったりなど難点もありますが一見の価値ありだと思いました。
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