「もろにテレビドラマ映画」SPOOKS スプークス MI-5 Kiwiさんの映画レビュー(感想・評価)
もろにテレビドラマ映画
一言で言うと、映画として成立していない。映像がストーリーを語ろうとしないので晦渋。ストーリー自体は単純そのものだが背後にあるものが一切描かれない。内部の何者かがなぜかMI-5を潰そうとしているらしく、そいつはなぜそうしたいのか、なんでそんな強大な権力を持ってるのか、組織で働きつつ裏でどうしたらそんな壮大なconspiracy theoryを実施できるのか、具体的にどのように計画を遂行したのか、など 一切が語られないのだ。そのくせなにかと残虐なシーンや殺害方法を入れ込もうとして見ているものの神経を逆立ててくる。まるでフジテレビ系列のドラマそっくりだ、と思ってこのサイトを開いてみたら、本当にテレビドラマ映画だった(笑)推して知るべし。
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