デビルズ・シティのレビュー・感想・評価
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b級デビルズファンタジー
来るか来るかと思い、ながら、なんとなく怪しいなと思いながらやっぱり来なかった。時間の無駄かというとその通り。
アパート外の世界に期待してしまったが、結局外との関係は不明。
典型的なb型
余計な装飾がなければ
実はこの世には、
人間のふりをした悪魔がいっぱい住んでいて、
人間の「恐怖」や「怒り」や「嫉妬」を食って生きている。
ところがある日、異変が起こる。
人間たちが突然「いい人」になってしまい、
死なないはずの悪魔たちが
食い物がなくなって飢え、死の恐怖に立たされる。
果たしてその異変の原因は何だ。
ていう話なんだろう、きっと。
悪魔たちの特殊メイクに引きずられてるからか、
「怖がらせる」演出が無駄に過剰。
べつに怖くないし、邪魔でしかない。
予算の少ない映画の宿命として、
室内での会話ばかりで話を進めてる結果、
無駄な台詞が多すぎるのもマイナス。
母親が連れ込んだ男に虐待される11歳の少女が鍵を握るんだが、
そしてその辺はなかなかいいんだが、
ちょっと余計な装飾が多すぎた。
やや消化不良か。難しくて斬新な世界観。
【賛否両論チェック】
賛:世界観やビジュアルが斬新。悪魔から見た人間の普遍性など、教訓めいた部分も印象的。
否:正直よく分からない描写も多く、消化不良が残りそう。グロシーンも多数あり。
世界観は、斬新でステキです。人間が善くなってしまったがために、糧をなくした悪魔が、次第に追いつめられていく様子も、言い得て妙だと思います。
ただ、何となく抽象的で、正直よく分からないようなシーンも多く、観終わってもどことなく消化不良な感が否めません。グロシーンやラブシーンも多いので、その辺りも好き嫌いは分かれそうです。
とはいえ、悪魔のビジュアルはどれも自然で、違和感がないから不思議です。気になった方は、チェックしてみて下さい。
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