劇場公開日 2016年7月30日

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「なんて優しい映画なんだ。 ギャルはロックンロールだという映画のテー...」黒い暴動 ラヴァンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5なんて優しい映画なんだ。 ギャルはロックンロールだという映画のテー...

2016年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

なんて優しい映画なんだ。

ギャルはロックンロールだという映画のテーマに沿うように、ダムドの曲のような早すぎるテンポで映画が進んでいく。

安全ピンで服ではなく耳に穴を開け、ドクターマーチンを履くようにルーズソックスを履く彼女らは確かにロックンローラーのようだ。

本物のガングロギャル13人をわざわざ石川県に連れていったというように、画面に映るものの説得力も異常に高い。

そして、それと対照的にアラサーになり、シミだらけで何事もうまくいかない彼女たちがとても切ない…。

そして、渾身のラストカット。
あれは全ての卑屈になっている女子に観てほしい、最高に優しいカットだと思う。

もっと多くの人に届け!!!!

ラヴァン