「なんて優しい映画なんだ。 ギャルはロックンロールだという映画のテー...」黒い暴動 ラヴァンさんの映画レビュー(感想・評価)
なんて優しい映画なんだ。 ギャルはロックンロールだという映画のテー...
なんて優しい映画なんだ。
ギャルはロックンロールだという映画のテーマに沿うように、ダムドの曲のような早すぎるテンポで映画が進んでいく。
安全ピンで服ではなく耳に穴を開け、ドクターマーチンを履くようにルーズソックスを履く彼女らは確かにロックンローラーのようだ。
本物のガングロギャル13人をわざわざ石川県に連れていったというように、画面に映るものの説得力も異常に高い。
そして、それと対照的にアラサーになり、シミだらけで何事もうまくいかない彼女たちがとても切ない…。
そして、渾身のラストカット。
あれは全ての卑屈になっている女子に観てほしい、最高に優しいカットだと思う。
もっと多くの人に届け!!!!
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