鬼談百景のレビュー・感想・評価
全19件を表示
プロローグの「追い越し」が好きかも
ほとんどのエピソードは若者が主人公。そんなもん見間違いとか思い込みだよ・・・などとツッコミを入れながら見た。自分の若い頃を思い出し、あ~やったことある~と懐かしく思えた最初の追い越し。ただ、トンネルは片側2車線だし、道路も街灯が立ち並んでいるので、それほどの恐怖はない。
読者投稿ものの恐怖番組は心霊写真を中心としていっぱいあるし、わざわざ映画館で観るほどじゃないけど、ホラー監督が揃ってるし、全編ナレーターが竹内結子さんだということで、しっかり作ってあるように感じた。
ラストの「密閉」もオチがなかなかいいけど、スーツケースを拾ってくる男ってこと自体、性格おかしいから別れたほうがいいよって思った。
ホラー短編好きには堪らない!
映画「残穢〜住んではいけない部屋〜」の関連作品
ナレーションは同作品で主人公を演じた竹内結子さん
幽霊、都市伝説、ヒトコワ…様々なジャンルを楽しめるオムニバス作品でした。
ホラーというと邦画も洋画も恐怖の対象物はゆっくりとした動きである事が多いように思いますが、今作ではアグレッシブ過ぎて怖い!という物語がいくつか。
観ている分には笑えるけど、実際に出会ってしまったら怖すぎて動けなくなるよな…と考えてしまいます。
個人的に大好きだったのは、
○「赤い女」:赤い女の話を聞くとそれが怒って追いかけてくる、という噂話。赤い女のアグレッシブさが怖すぎる。
○「続きをしよう」:何故か墓場で遊ぶ事を止められない子どもたちの物語。遊ぶうちに1人ずつ大怪我を負っていくが…
なかなかの緊張感
短編ということでとても観やすく、それでいて結構な緊張感を味わえる話が多かった。個人的にその完成度は本○にあった○い話より素晴らしかった。
怖がらせる踏み切りの良さが感じられ、やる時は大胆にそれを起こしていたと思う。テレビで観るそういった映像は無理にオチを作ろうとしている様に観えて仕方なかったが、この作品に含まれている映像にはそういったものは無かったように思える。ジャンプスケアに頼っているうちはあれらはこういった「怖さ」には届かないとつくづく思う。
自分のお気に入りは「影男」と「尾けてくる」で観終わった後に同じ監督が手がけていたことに気づいた。特に「尾けてくる」は他より多少短いながらも怖さは個人的に強烈であった。
こういうのが怖いのだ。
これはある意味怖い😓
小野不由美の怖い話にドップリ浸かる。
オムニバス
全19件を表示