「ジャーナリズムの真髄」スポットライト 世紀のスクープ すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャーナリズムの真髄
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日本人にはわかりづらいけど、教会と言うのは欧米人にとって大変神聖なものであり
生活にも非常に密着していて、しかも、厳かな存在である。
そんな信者を裏切るような教会組織の裏に潜む児童虐待と言う悪に淡々と追っていく記者たち。ここで犠牲になっているのは貧困や家庭に問題にある子供達がターゲットになっていることを突き止めていく。明るみに出たとしても、示談にて解決金で済まさせれてきた。
編集長の最後の言葉「我々はいつも闇の中を手探りで歩いている。そこに光が差して初めて間違った道だとわかる」と言う言葉が印象的。
女性記者の信心深いおばあちゃんが暴露記事を読むシーンもよくできている。
記事を見た被害者からの鳴り止まぬ電話。
更なる被害者を出さないために、困難を乗り越えて巨大組織の悪に立ち向かって行く。
これこそが真のジャーナリズムではないだろうか。
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