エミアビのはじまりとはじまりのレビュー・感想・評価
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漫才がイマイチ
話の肝である漫才、ギャグが面白くなかったのが残念。話はありきたり。死んだ理由が輩達のせいなのかと思って最低な展開だなと思ったが、そうでなかったのには不意を突かれたし救われた。唯一笑ったのは新井浩文が一人で頑張るとこ。たらいは天国からのお助けであってほしかった。
エミアビ
森岡龍主演なら観にいかなくっちゃ。彼の憂いのある芝居は気になります。漫才師の物語で相方はauの一寸法師前野君。今旬の新井浩文と黒木華が脇を固めるなんてヤバイっすよ。
ただ、実際観た感想はまあまあといったレベル。
この手の作品に多い漫才シーンのネタが寒いという点はご多分にもれずです。正直、プロの漫才師だってなかなか鉄板の作品なんてやれないのに、脚本家が台本書いてドッカンなんてなかなかないですよ。
実際の漫才コンビをライバルとして出演させ、監修もしてもらうなりしないと。良いシーンも多々ありますよ。ただ物語の肝で漫才シーンがあるんだから、あのネタではどうだろう。
山地まりはやったね。どんどん女優としても頑張って手抜き建築の実家をリホームしてほしいですね。
エミアビとエミアビ
笑わせてみろよ、と僕も思いながら結局何度も泣き笑い。
真面目に漫才を見ようと思うなら、ぜんぜん面白くもないネタばかりだった。だからネタのクオリティは求めない。
それより、一組のコンビの友情と、一組の純情な恋愛と、一組の先輩後輩の信頼を描いていると思ってみてみると、泣けて笑える。けして、泣いて、笑ってではない。泣きと笑いが一緒に来る。悲しくも、羨ましい感情が同時に来る。しかも笑いは、面白いのではなく「お前ってばかだなあ」っと半バカにした笑いなのだが。
あり得ないことがあり得る、そんな奇跡をちょっと期待してもいいのかもな、と思えた。
はじまりがあれで、はじまりがそれ、か。誰かの過去を一生懸命しょい込んで生きていくっていうのも生き甲斐のある人生なのかもしれないな。
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