「おいおい・・・信者以外置いてけぼりか」BLAME! ステンレスブルクさんの映画レビュー(感想・評価)
おいおい・・・信者以外置いてけぼりか
まず、褒める前に一言、怒りを申し上げたい・・・
「起承転結の、「結-ラスト-」がひどすぎるだろうがぁぁぁぁぁ!」
なんだよ!「俺はネット端末遺伝子を探している」だ!知ってるわ!
10年以上前から!
これ、私が原作ファンじゃなかったら☆2もの打ち切りエンドですよ!
はぁ、はぁ、
このブラムは以前からOVAが噂され実現されなかった弐瓶勉のデビュー作のアニメ映画。
弐瓶勉さんは建築を勉強されたとかで独特のを描いていました。その作風と終末的SF世界観からコアのファンを獲得してました。私もその一人です。
が、弐瓶勉さんは、精神的に不安定なのかストーリーがブレブレになりやすいという漫画家として弱点がありました。あと、当時は人の顔とかがよく変化してました。ブラムも後作も絵とストーリーが雑になって打ち切り・・・。
なにが言いたいかと言うと「この作品は感性と演出を楽しむもの」であるということです。
やっと映画レビューになりますが、このアニメは、シドニアの騎士のように一般受けするように配慮されてます。これは嬉しい。
ノッペリしたデザインの電気漁師たちがかっこいい、かわいい、おっぱいデカいと改善されます。ずっと謎だった「音」もイメージ通りでよかった。主人公のキリィの動きも行動も原作らしい。
原作の1/10くらいの部分なので設定の膨らみも無難だった。
でも、これ、原作未読の人にはどうなの・・・?
結局、ネット端末遺伝子は見つかるの?
キリィは何者?
シボさんのその後は?
ラストが放り投げてない?
絶対納得しないですよ。これ。
前半の世界観を出すために尺を使いすぎて、後半が犠牲になってる。自分としては、ラストを綺麗に終わらせるために後半に尺を使ってほしかった。売り上げよかったら、TV化かOVA化してくれるなら許せるんですがね・・・。
BD?買いますよ。当然でしょう╭( ・ㅂ・)و̑ グッ.
しかし、おっぱいデカすぎやしませんかねぇ・・・。