「難解かつ高度な世界観。生き残りを賭けた人類の戦い!!」BLAME! 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
難解かつ高度な世界観。生き残りを賭けた人類の戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:荒廃した世界での、機械と人類の壮絶な戦いが、緊迫感満載のアクション描写で描かれていくのに、思わずハラハラさせられる。
否:世界観はかなり前衛的なので、理解するまでに時間がかかりそう。グロいシーンも結構多いので、苦手な人には向かない。
暴走したコンピューターによって文明が崩壊し、無秩序化したまま時代が流れ、人類がかつてコンピューターを制御していたことすら忘れ去られてしまった世界。そんな奇妙でもあり恐ろしくもある世界観に、まずは圧倒されます。
その荒廃した世界にあって、細々と生きていた人間達と、コンピューターの制御を取り戻すカギを探す不思議な男との出逢いが発端となり、人類とコンピューターの壮絶な戦いが巻き起こっていきます。
首が飛んだり腕がもげたりと、かなりグロいシーンも多いので、苦手な人には向きません。また、設定もかなり個性的なので、なかなか共感するのは難しいかも知れません。良くも悪くも、その世界観が好きな方向けの作品といえそうです。
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