ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫るのレビュー・感想・評価
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日本人とは
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カウンター映画ではあるが、日本人の本質
他国と関わり方が招いた部分も見えてくる
映画である。
確かに、自分も含め他者を気にし過ぎてて
なるべく事を穏便に済まそうとする気質は、
他者につけ込まれる部分が、多分にある。
歴史が、証明している。
そういう本質的な部分も、この映画は明ら
かにしてくれている。
特に、アメリカとの関係性の暴露した部分
は、知っていた以上のものがあり、驚き、
感嘆させて頂きました。
シーシェパードの真実。鯨イルカ保護を謳えば
資金が大量に集まるから、やっているとい
う本音やそれを裏付ける文書。
それ以前から、米国が日本に押し付けた捕
鯨漁獲制限の裏側にある真実。
常に、日本はアメリカのスケープゴートに
され、世界から非難される様に仕向けられ
ている事。
事実、アメリカは自国民及び世界からベト
ナム戦争の非難の目を逸らせる為に、捕鯨
漁獲制限なるものを日本に突如突き付ける
という方策をとっていた真実をこの映画は
あぶり出している。
加えて、アメリカの価値観~未だに根底に
根付いている人種差別主義が、この様な押
し付けに繋がっている事を知らしめてくれ
た。
ここで、誤解ない様にしてもらいたいので
すが、
この映画は常にフラットな立場で、シーシェパード
側 日本側に意見を聞いている事を言って
おきます。
私は、この映画から日本人はどうあるべき
か、どのように世界へ発信して行くべきか
をよくよく考えさせられました。
日本人であるなら、観ておくべき映画だと
思います。
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