「戦場、生きる、そして家族」ディーパンの闘い ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまでさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場、生きる、そして家族
前知識無しで観に行ったけどいい作品に出会えました、佳作!
戦場を脱出するために疑似家族を形成して新しい生活を送るが移民としての暮らしは戦場のようでもある。
脳科学者の中野信子さんが「母親は子どもが生まれた瞬間から母親になるが父親は子どもと接触しながら徐々に父親になる」という発言をされていたが、まさに父親は家族を一度失っているように見えたし、疑似家族の母親役は母親になっていない。
この作品で一番好きなシーンは、子どもが疑似の母親に学校前で言うセリフのシーン。
あのシーンでこの作品が好きになった。
地味だけどいろんな人にもっともっと観てほしい作品です。
コメントする