劇場公開日 2020年2月21日

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「プレーム兄貴とホントの兄貴」プレーム兄貴、王になる MARさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0プレーム兄貴とホントの兄貴

2020年3月1日
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下町に住む気の良いみんなの兄貴、プレームが、自分とソックリな王子が即位式直前に暗殺未遂にあったことから重体となり、城のメンツと王子の安全の為、影武者となり数々の問題を解決していく物語。

プレーム兄貴にソックリな、温野菜だけでつくられたとはとても思えない体の王子は、気が難しく、訳ありな家族や婚約者の王妃とさえもうまくいっていなかった模様。
王子になりすましたプレーム兄貴が、王子の代わりに持ち前の明るさと優しさでその問題にぶつかっていく。

タイトルを見るに、いつも通り歌って踊り、コメディ色の強い作品なのかと思ったら、ロマンスあり、友情あり、家族愛あり、果てはまさかのアクションまであり、と盛沢山な内容でそのどれもがググっとくるんですよ。

とはいえ、3時間くらいある本作のなかで、アツい展開が始まるのが多分2時間半くらいたってから(笑) それまでも楽しくてホッコリな場面が続くんですけど、やっぱりインド映画って長いんですよね。「そろそろ次の展開進んで~ッ(笑)」って思ったり。

しかしその分、残り30分は本当に、激しくアクションしてからの家族愛や真実を打ち明けるシーン等々、興奮したり思わずウルっと来たりでもう傑作でした!
鏡の城とか、本作においてはかなりセンスを感じましたね!

そんな中でも、何よりも、結末が本当に100%自分が望んだものだったことが大満足!
多幸感ってまさにこのこと!

おまけに、ヒロインの王妃さんがとにかく可愛くて!
おススメは中盤、子供たちと水を飲むプレーム兄貴を見てないフリするシーン!

これから観る人はそこのところ絶対見逃すな(笑)!!

MAR