劇場公開日 2016年2月27日

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「特殊能力は占いを超える!?」ディバイナー 戦禍に光を求めて はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0特殊能力は占いを超える!?

2023年6月12日
PCから投稿

終戦後、戦死した息子3人の死に場所を探し当てる父の特殊能力は信じ難いものがありますが、実話ベースということで、果たしてどこまでが真実かは不明。時折、戦争シーンを挟みながら進んでいきますが、全体的に淡々としており引き付けられるシーンは少なめでした。

 母にとっては、息子が全て居ない現実を受け入れることが出来ず、苦悩の果てに。。。性格にもよるでしょうが、父母でどれだけ捉え方が違うのか、考えさせる重さがあった。

 未亡人が経営する宿に子供の「いたずら」から宿泊する縁。こりゃ結ばれるなと読めてしまいますが、個人的に気になったのはコーヒー占いが外れたのでは?てこと。占い結果をラッセルクロウに言えなくて黙ってたことから「あなたは死ぬ」等の悪い方へと出たのでしょうが、その後、実際は一人だけ生き残った息子を連れて宿に戻ってこれた...これってラッセルクロウが持つ特殊能力のおかげか!?
「当たるも八卦当たらぬも八卦」とは言いますが、実話をベースにしてるわけで、厄年とか何か運気悪い時の励みになりますね。

全体的に静かに進みます。途中、トルコ人の儀式のような踊りを挟むのは文化を感じていいのですが、もう少しハラハラドキドキ感があってほしかったな。
 オーストラリア・アカデミー受賞作てことで期待したけど、普通でした。

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はむちん2