「残念な展開」ヒーローマニア 生活 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
残念な展開
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特に取り柄のない中津(東出)、スパイダーマンのようにクモの糸を出して自由自在に動き回る土志田(窪田)、金づちを振り回してノックアウトさせる日下(片岡鶴太郎)、さらに下着泥棒が縁で仲間になったカオリ(小松)の4人。暴走族なんかを相手に悪党退治するが、最後に1人1人を吊るすためにマスコミには“吊るし魔”と呼ばれるようになる。やがて、誘われるにまかせて“ともしび”という自警団を法人化してしまった・・・
法人化されてからのストーリー展開はちょっと破たん気味で、前半の軽快なテンポが失われてしまった。社長を務める船越英一郎もぶっとんだ演技だが、ちょっと作品には馴染んでいないし、正義と悪の狭間を彷徨ってる雰囲気がある。
そんな折、黄色いレインコートの連続殺人鬼が現れ、日下が殺されてしまう。社長の手下が犯人だと思った中津は会社を辞め、ともしびは内部崩壊。どうでもいい展開となって残念だ。
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