海賊とよばれた男のレビュー・感想・評価
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国岡さんの人生は壮絶です!
「出光」の社長、出光佐三の生涯を描いた映画。
原作は上下巻と長いのですが、それを2時間半でまとめています。
もちろん、岡田さんや他のキャストの方々の演技は素晴らしいのですが、やはり全てをまとめるのは難しいですね…。
時系列が飛び飛びになってしまうのか仕方がないのですが、細かい部分が曖昧…。
一人目の奥さんのことは丁寧に紹介されているのに、二人目の奥さんの話が無いのが悲しい…。
また、泥の中の石油を汲み出す所が結構あっさり終わっていたり…。
原作を読んでいる人には、あっさりな部分を感じてしまうかもしれません。
それでも、この時代の人びとの熱い想いや、社長を慕い、人生を共に歩む姿には感動しました。
社員を想い、誰よりも石油を愛した彼の人生は計り知れません!
岡田さんの、青年から熟年という幅広い年齢を演じ切った演技力に拍手を送りたいです!
日本の近代化を支えた、反骨スピリット。
なぜか、最近では、褒められることが少なくなった、あるいは、多くの方があきらめてしまったような・・・・・、
工夫を凝らして、頑張り通して、何が何でも、未来に向かってゆこうとする、「底力」が、大画面スクリーンから溢れ続けて来ました。
時系列の組み方や、俳優さんたちの、個性豊かなセリフの掛け合い・・・・・、
そして、最後まで見え隠れしていた綾瀬はるかさんの残像が、どちらかというと、短くはない上映時間を忘れさせてしまう、
ラスト・シーンまで飽きのこない作品のように感じられました。
三丁目の夕日+永遠の0
愛国心を煽る百田節全開。岡田准一が25歳から93歳まで一人で演じる。
テロップも最小限、ナレーションをゼロにしたのとエンディング曲に変な歌を使わないのは立派。
社歌は監督が作詞とか。
事あるごとに合唱♪
荒波乗り越えて 船をこぎ出せば
そこは同胞はらから集う 希望の地
常にその心に 荒ぶる波を
いにしえの海人うみびとの 生き様ざまを
襲いかかる苦難に 流されても 再び陽ひが昇れば
我ら立ち上がる たとえ一歩でも 前に進め
信じる同胞はらからと 海へこぎ出せば
そこは心帰る 懐かしの地
荒波に藻掻もがけよ 心の海で
きっと切り開ける 明日へと
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