アズミ・ハルコは行方不明のレビュー・感想・評価
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男に復讐しよう。花束を持って。
行き場のない震える拳を、ラスト3秒で花束にしたような作品。
女性は本当に強くて、可憐で美しい。
踏みにじられたって、すん。として、また輝ける。
何事もなかったかのように。
Best Revenge Is Your Paper.
働こう。学ぼう。愛を産もう。
品格を持って生きよう。
私たちに男はいらない。
彼らが私たちを必要なのだ。
激情に任せて、ドン!と走り出した感じの映画なので、
まとまりは無くとっ散らかってますが、私はそこも含めて良いと思いました。
蒼井優ちゃん、大好き。
情けなくて、惨めなのに、凛としてる。
高畑ちゃんは…。挑戦お疲れ様でした。
DQN役はちょっとムリあったね🤭
こんな閉鎖的な環境に身を置いて暮らすのは、
なんて苦しいことなんだろう。悔しいね。
静かに戦う女性達に、エールを送っている映画と感じました。
クズな人生は行方不明になって生き直す。
地方都市にありそうな光景。特に高畑充希の役のような頭が悪い軽い女ってなんか本当にいそうな気がする。(かなりウザい女だが。)
蒼井優のような、地方ではもう若くもないっていう部類の扱いにだんだんとはまっていく女もいそう。
抜け出せない現実、変わらない自分の未来を考えた時、行方不明になって違う自分として生き直したいって思うことってあるのかも。
時間軸が前後しながら進むので、途中でたまにわからなくなるところもあったが、ラストに向けて結構面白くなっていった。
雰囲気で
蒼井優は好きな役者さんだ
彼女にしか出せない独特な空気感というか、スタイルが好きなので、期待して観た一本
若者のジレンマやや地方の閉塞感、どこか誰もが共通して持つ思いはたくさん伝わってきたけど、とにかく前後する時代や登場人物の関わり合いを考えるのが少々面倒な映画だった
ニ度は観ないな
女はずっと女子高生でいたい生き物なのかも…。
ずっと観たかった映画の1つ。
テンションの高い高畑充希さんに、ちょっと引き気味でしたが、観ているうちに慣れていきました。
逆に、蒼井優さんのダメダメな女性の演技は完璧でした!
田舎にいそうな女の姿を、うまく演じています。
男がそばにいないと生きていけない二人は、対照的な性格でありながらも、生きている世界は同じと感じる要素が沢山ありました。
将来が不安だけどどうしていいのか分からない、20代の女子の悩みを風刺化したような姿は、現実的ですがどこかリアル…。
現代の女性が目指す世界は、一体どこにあるのでしょうか?
足利の若者
蒼井優、太賀、山田真歩、加瀬亮、好きな役者がたくさん出てて嬉しい。
田舎の若者の特徴というか‥リアルだった。
時系列がいったりきたりで段々と整理されていく。アズミハルコの行方を追うように。
セックスの20とアラサーの比較もよし。
女は自分の居場所を探してる。必要とされる人を探してる。
あいなの背景をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
よく解らなかった。
DVDの予告映像を観て、気になりTSUTAYAでレンタルして鑑賞したのだが、
私には、全く理解が出来なかった。
理解が出来なかった理由として、アズミハルコが行方不明になって、家族が困り探している描写は無い。
ただ、1枚の貼り紙があるのみ。時間軸が交差して描かれている様子も全く解らず、最後のあいなの服装が、とても今時とは思えない服装だったので、この時間軸も違うのか?と思う程、解らなかった。
結果、何故行方不明になったのか。説明が必要になってしまう作品はいい作品とは、言えない気がしてしまう。
女子高生のみずみずしい狂気
久しぶりな蒼井優さん!
やっぱり好きだなあなんだろなあ
気だるさと透明感が合間って素敵なんて
このひとにしか出せない魅力だと思うのです
今回はアズミハルコという役で
若者たちからやばくね!?って
知らんとこで祭り上げられてくけど
本人全然知らねーよそんなこと、で
クソみたいな日常が続いていく
そんなアズミハルコと関係をもつ
くそ男な石崎ひゅーいの存在感が光ってた
やはり歌い手さんだからなのか
ただのうん、でもなんか妙に色気が…。
最近個人的に心を寄せている太賀も
クソな役でしたけど、
今回もしっかり役柄そのものってて
3人で夜な夜なスプレー缶で
アート作ってく場面なんか
心底楽しいんだろうけど
見ててなんかヒリヒリするというか
すっからかんの心が見えてくる。
こんなときあったよなーって
夜な夜な飲みながらかくれんぼしてた
学生時代を思い出したり。
なんだかんだで
ハルコが働く会社の先輩女子が
いちばんカッコよかった。
階段でのランチタイムシーン好きです。
女子高生の黒髮ボブのコの眼が
印象的だった。
蒼井
女子高生と地方の描き方が20年古い。10年経って女子高生がアラサーになって、現代は少なくとも女子高生の時代ではなくて、主役はアラサーってことなのかもしれないけど、若さを描くには演出した人の感覚が若くなさすぎる。蒼井優が悪くないことは、オーバーフェンスを見れば普通に分かることだけど、蒼井優にこれをやらせて、今をときめく高畑〜にこれをやらせる感覚が若くなさすぎる。全くフレッシュじゃないとも言う。中島哲也の渇きの小松菜奈のインパクトでもあるいは、下妻のヤンキーロリでも良いんだけど、その後の彼女達が時代にときめいていったことを勘案すればそれなりにフレッシュで、園子温の満島ひかりはその上を行っていて、そういう役者をセルアウトさせる力、それは広告代理店的な嗅覚だとか、ビジュアル系バンドとかコスプレイヤーの自堕落な倒錯した感じとか、と同義で、青山真治が宮崎あおいや菅田将暉に付けた、見つけ出す感じ、あるいは演出ともいう能力とは関係のない、庵野秀明でも原田眞人でも良いんだけど、20年前女子高生撮った人達の鼻の効く感じとも違って、これやばくない?いや、やばくない、萌えすらしないってことなんだけど、少なくとも中テツや園は売り出せる女衒的な才能はある訳で。グラフティに失礼だし。地方を持ち出すなら、サウダージ見ろって話だし。0.5っていうか0。
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