「柿は盗むもの?」お父さんと伊藤さん kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
柿は盗むもの?
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緩い展開のほのぼのストーリー。コンビニのバイトで知り合った2人だったが、彩(上野)は本屋のバイト、伊藤さん(リリー)は小学校の給食おじさんのバイトをしている。お父さんが住みだしてから、昼間にどこへ行っているのか突き止めようと尾行する彩。しかし、特に変わった様子はない。中濃ソースは悪魔の食べ物で、ウースターソースじゃなきゃダメだと主張するお父さん。柿は買うものじゃないとか・・・
ある日、暴行魔を捕まえて警察で事情聴取されたお父さんだったが、実は万引きの常習犯だったことも明らかになる。徐々に厄介者だと自覚をして、彩の家を飛び出し、空き家となった実家に帰ってしまう。彩と伊藤さん、そして彩の兄とともに探し出して話し合おうとした翌日、落雷で火事となって全焼してしまう。後生大事にしていた段ボール箱には万引きで集めたスプーンがいっぱい!
最後には勝手に介護付き有料老人ホームへと契約を済ませたお父さん。認知症なんてまだまだ縁がなさそうなのに、勿体ない気がする。ありがちな設定だけに、親を介護するとか、いろんなことを考えさせられる。ありそうにないのが20歳の年の差カップルってところか・・・
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