「中途半端なジャポニズム」リザとキツネと恋する死者たち odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
中途半端なジャポニズム
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日本文化が絡んだハンガリー映画は珍しいので鑑賞してみました。
劇中夢としても登場するが監督が日本に来た時に知った九尾の狐伝説(那須の殺生石)に着想し恋人が次々と死んでしまう死神憑依ホラー・コメディなのだがヒール役は日本人エンタティナーの亡霊なのであまり気分は良くない。日本趣味は歓迎だがトミー谷はあきらかにトニー谷のもじりだろうが古すぎるし芸風も違うので趣味の浅さが漂う。いきなり警察署で裸の警官が出てくる、日本でも裸芸人は後をたたないが笑いの取り方としてはナンセンス、日本の真似ならして欲しくはなかった、主人公は料理上手なのにバーガーばかり食べているのも変、おそらく来日の折の印象、マック大好きな日本人にみえたのだろうか。
プロットはまあまあ、エンディングのひねりは面白かった。
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