「砂に埋もれた歴史」ヒトラーの忘れもの たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
砂に埋もれた歴史
抜群のロケーションの中で起きる惨劇が脳裏に焼き付き、迫真の演技に胸を打たれた。
憎しみの矛先を向けるべきはあの少年兵で無いのは明白だが、それは平和の世に生きてこその考え。
時代も人種も違う彼等に対して、真の哀悼を捧げる事は難しいが、せめてその歴史と無念を心に留めたい。
負の遺産を次の世代へと相続させる現状は、未だ無数に埋まっている。
まず向き合うべきは地雷そのものでは無く、それを掘り起こす者である。
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