金メダル男のレビュー・感想・評価
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1人舞台が凄すぎたので。
金メダル男はもともと、内村光良の1人舞台「東京オリンピック生まれの男」が映画化したものである。
人と同じように生きることのできない性を背負ってしまった男の物語。
誰しもが固有の存在であることを望みながらも、なんだかんだで高校→大学→就職、その間に、人によってはバイトやフリーターやニートの期間があるにしろ、外から見れば、だいたい似たような人生を歩む。
基本的には、共感を得られない人間の物語ではあるからこそ、自分が共感できる箇所を探しながら観ると良いかもしれない。
生き方は千差万別でありながらも、同じ扱いを受けてしまうこの日本社会において、自分の生き方を全面的に肯定しながら、生きられる人は一体どれくらいいるのだろうか。
ちなみに、1人舞台のほうは間違いなく★5つですよ。
内村ワールド炸裂。
金メダルに人生を捧げた男の物語。
今までやって来たバラエティ番組を活かして作った感がある。
大きな笑いは無い。
クスクス笑わせる程度の詰め合わせ映画であり、今までのウッチャンナンチャンのコント設定や小ネタに面白みを感じる映画。
ジャッキーネタも出てくるし、出川もイジる。
内村光良が好きでなければ、どうでもよくなる映画であろう。
「何を語りたいの?この映画は?」と。
賛否両論激しくともゴーイングマイウェイ。
北野武しかり、松本人志しかり、内村光良しかり。
ホント芸人が監督する映画って自分のワールドを持って映画を作る。
いいんでないかい?そういう作り方も。
ただし、昔ほど消費しなくなったこの世の中でこの映画が通用するか?と言われればNO。
お金は出せない。
ほのぼのしたい人はどうぞ〜
他の方のレビューにもあるように、本作はコメディかもしれませんが腹を抱えて笑えるような場面はなく、それを期待してみると拍子抜けします。ですが、ニヤッ、クスッとする場面はちょいちょいあり、ウッチャンに近い世代の方は懐かしさを感じるでしょう。
でも、描きたいのは笑いではなく、泉一の生き方なんでしょうね。たった一つのことだけを目標に人生を貫くなんて、なかなかできることではありません。まして、その目標を達成するのはさらに難しいです。でも、「こんなはずじゃない」「どうすればいいんだ」「いつかはきっと…」と挫折の中でもがく姿は誰の中にもあり、そこに共感する人は多いのではないでしょうか。
それを描くためとは言え、前半の知念くんパートが長すぎて、ちょっとだれてしまいました。平泉成さん、温水洋一さん、手塚とおるさんらが脇を固める、ウッチャンパートの方をもう少し見たかったかな。とくに泉一を献身的に支える、木村多江さんがステキすぎます!泉一の人生はまだまだ続くようですが、現時点で最高の金メダルを手に入れていると思いました。
全体を通してストーリーが平坦で、これといった仕掛けもなく、大きな感動を覚えることはありませんでした。でも、じわりじわりと感じるものはあるので、ほのぼのしたい方はどうぞ~。
内村監督作品…
A
監督の優しさが作品ににじみ出ている作品だと感じました。
個人的には嫌いではないのですが、大笑いや、感動的になるかというとそうではないのかなぁ...。f(^^;
出演者の豪華さには監督の交流の深さかと思いました。
脚本少し変えて違う人が撮ったらどうなるのか見てみたい気もしました。
元気になれます(^^)
私は気に入って3回観ました。
開始15秒で一笑い来ます(^^)
内村ワールド全開で、終始ニヤニヤが止まりませんでした。
コメディだけど、伝えたいことはしっかりあるし、ホロリとする部分も。
味のある人間が沢山出てきて、それぞれの人生のサイドストーリーなんかも見たくなりました。
内村監督の真っ直ぐさが表れた良い作品だと思います。
色んな意見もありますが、私はこの作品に元気を貰いました。
これでもかという豪華なキャスト。取りつかれた男の数奇な人生。
【賛否両論チェック】
賛:何事にも中途半端になってしまう男の半生が、おかしくも切なく描かれる。超豪華なキャストの登場の連続も圧巻。
否:笑えるシーンは意外と少なく、変にシリアスなので、単調で眠くなりそう。
「何事にも1等賞にこだわる=何にでも中途半端に手を出す」という負の連鎖に陥っていく主人公が、様々な人間達と出逢い別れながら、次第にその数奇すぎる人生を噛みしめていく様子が、クスッと笑えながらもどこか切なく映ります。
ただ、笑えるシーンは思いのほか少なめで、なおかつ結構シュールなので、人によっては退屈に感じてしまうかも知れません。その辺りは、好みが極端に分かれそうなところです。
そしてこの作品のもう1つの魅力が、何といってもその豪華すぎるキャスト。
「え!!これだけの役でこの人!?」
と何回も思ってしまうこと請け合いです(笑)。
笑いたい時というよりは、人生の機微を実感したい時に、オススメの1本です。
ウッチャンに金メダルをあげたい
ウッチャンと同じ年でデビューからずっと見てきました。映画好きは有名で誰からも好かれる人柄ですから、楽しんでこれまで作ってきたのでしょう。他のレビューに見られるように、芸人の映画とバカにもされて来ました。
でも、これは頑張った。50年以上生きてきて人生に思うことを詰め込んだよう。それぞれの時代を感じさせる物もさりげなくクスリと笑わせてくれる。
ラストの写真。いろんなことにとらわれて思うようには行かないけど、支えあって生きていく人がいること、その幸せを感じさせてくれました。
泣いてしまった。
よくこの映画を作ってくれました。いろいろ言われても頑張ったウッチャンに金メダルです。
物足りなさを感じる
コメディーといってたから笑う気満々でいったがそんなに笑えるシーンが多いわけではなかった。
映画としてはとても面白くキャスティングも最高だから少し物足りなさを感じる。
この映画は音楽が素晴らしく音楽の掛け方、使ってる音楽がよく内村光良のセンスが光っていると思う。
そうくるか!みたいなドッキリがないのも少し残念。
真面目に作りすぎたという印象があるが普通には楽しかった。
奥深い映画だと感じた。
人生って、50過ぎると同じだなっていう感じが伝わってきて、切ないやら何やらで。なんだかんだ好き勝手に生きても、まっすぐに真面目に生きても、結局は嫁もいて、子供もいて、ということだもんね。深く考えてしまった。
人生の光と影
誰しも日々可能性を潰しながら生きている。子供の頃は何にでもなれるけど、人生が半分過ぎた頃には、ほとんどのものを諦めなければならない。
一等賞の金メダルは、人生を照らす光であり、その光に影が生まれる。ごく当たり前の話を、それでも光を求めて生きることは素晴らしいのではないか?という問いかけであった気がする。
悪くなかったと思う。
不思議な、いい作品
内村さんの人柄なのか、観たあとに気持ちのいい寄付になりました。
前半は少し、長いと感じます。フリかな?と。
名作のおもしろさとは違いますが、おもしろいです。
意外と真剣な映画で、邦画のいい演出はそのままもらってきた感じの映画ではありますが一瞬
泣きそうにもなりました。
出演者が豪華だからか、
下手かこのひと、、気が抜ける。。ということが全然ないです。
人によってはおもしろくない、これにお金を払う?と思う方がいるかもしれませんが、
充分払う価値はあるし、他作品と何も変わりない。一つの映画作品として成立していると思います。
ゴジラより良かったので、時間のある方は是非是非。
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