「おじさんの僕でも泣けました」四月は君の嘘 terryさんの映画レビュー(感想・評価)
おじさんの僕でも泣けました
しかも、地上波で鑑賞。普通以上に多かったCMでの中断。
感情の流れが途中でブツブツ切れる、決して良くない条件でも泣けました。
原作とは違う、がっかりした。そんな方々の存在も理解しています。
自分も原作を読んでいたら、同じことを感じたでしょう。
でも幸い、この作品については、全く知りませんでした。
作品のタイトルも意味不明。
ただなんとなく観た、「君の膵臓を食べたい」みたいにすばらしい作品である可能性を期待して観てみた。
半分ぐらいストーリーが進んだところで、かをりと公生の音楽界での頭角が上がっていく展開を予想していました。ところが、予想とは後半の展開が異なったので、少しモヤモヤ感が残りました。
細かな伏線もあって2度見必至、とのレビューを参考に、もう一度観ました。
1度目で作品のテーマが分かったので、それを意識して観ると、この作品はこれはこれで、それなりにきちんと描かれている、と納得出来ました。
2度目の方が泣けました。感動しました。
幼馴染の椿ちゃんの存在は、ホントよかった。
もちろん、かをり役の広瀬すずちゃんはかわいくて、演技にも不満はないけど、あまり名前が知られていない女優さんが演じた方が、もっと感動出来たかも。
主題歌、「ラストシーン」の歌詞が心に沁みます。
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