「(Sreet Retreat)というプログラムに参加している。ホー...」ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度 ku-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0(Sreet Retreat)というプログラムに参加している。ホー...

2019年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

(Sreet Retreat)というプログラムに参加している。ホームレスの一番望むことは人として扱ってほしいということだ。サンフランシスコのテンダーロインのホームレスは年々増えて行っているように思う。若い高校生風の人々が多くなってきた。この人たちと『普通の会話』をする。例えば、かっこいいシャツ着てるねとか。天気がいいねとかいう話から始まる会話。
このプロジェクトでこの映画の主人公のような人と会った。

ホームレスの主人公ジョージ(リチャード ギア)はアンヘドニアという精神疾患で、人生に無関心、やる気なし。ただ、缶ビールをのむことに快感を覚えているだけ。ニューヨークマンハッタンは人々が忙しく通り過ぎて行って、彼に(一般的にホームレスに)注意を払おうともせず(例外はある)、関心も示さない。人々はあたかも自分のことだけに関心があるようだ。ジョージも他のホームレスに関心がないが、数人のホームレスがジョージにやっと口を聞く。ジョージは、身分証明書も住所も出生証明書もないから、州からの援助はもらうことができない。

ホームレスのなかで一番、社会から人として扱われていな立場にある。

Socialjustice