「なんだこの映画😨」トレジャーハンター・クミコ 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
なんだこの映画😨
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今夜(2024/04/14 21時)観ました。
見るからに内向的な主人公の女性、クミコを菊地凛子が演じています。
家は散らかり放題、世話しているウサギはネグレクト状態。化粧っ気がなく、常に伏し目がちで、声もか細く、明らかに病んでいる様子です。仕事もおぼつかず、何かに取り憑かれた様に“リサーチ”を続けます。
『ファーゴ』という映画に強く影響を受け、現地へ赴くほどの執着ぶりで、彼女はこの映画に呪われてしまっていると思いました。
人の親切を無碍にしたり、会社のクレジットカードを不正に利用したり、タクシー代を踏み倒したり、やりたい放題のクミコの姿に甚だ苛立ちを覚えつつ、展開が気になり、目が離せなくなりました。このキャラクターは菊地凛子が適役だと言わざるを得ません。文句無しに演じ切っています!
ラストシーンの笑顔が素敵過ぎて少し違和感ですが、あのシーンはもうファンタジーなので、クミコの理想の姿なのでしょう🤔
クミコの最期の姿はとても見たかったですが、劇中では最後まで観ることは出来ません。まあこんな見せ方もありだと思います。
全くスッキリできない、フラストレーションが溜まるだけの映画ですが、実際にあった事件と照らし合わせて観ると、ファーゴに呪われたクミコの様にのめり込むと思います🤥
U-NEXTからどうぞ🙋♂️
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