「邦題はB級だけど…」ファイティング・ダディ 怒りの除雪車 e-pinさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題はB級だけど…
邦題やポスターはすごくB級感漂っていますが、意外にも中身は骨太なクライムムービーに仕上がっています。
強いお父さんが大暴れする映画といえば96時間ですが、北欧の静謐な雰囲気の中、お父さんが大暴れします。
長年除雪の仕事をしてきたお父さんがなぜあんなに強いのかは不明(笑)
死んだ役の名前を、ちょい役でも必ずクレジットするあたりも面白い工夫で良し。敵役のマフィアがやたらイケメンで、いかにも北欧っぽいインテリアの数々もおしゃれ。でも、めちゃくちゃクズで、もはや気持ちいいくらい。
初老のおじさんが主役だけあって、リーアム・ニーソンほど機敏な動きはないけれど、無駄なくサクサク復讐していくのが愉快でした。
邦題はホントだっさいけど、フィルムノワールがお好きな方はぜひ。
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