「【珈琲好きにはタマラナイ、珈琲の奥深さや、珈琲豆が、生産者から消費者に亘る過程を描く。今は無き「大坊珈琲店」のご主人による珈琲を丁寧に淹れるシーンは必見である。】」A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【珈琲好きにはタマラナイ、珈琲の奥深さや、珈琲豆が、生産者から消費者に亘る過程を描く。今は無き「大坊珈琲店」のご主人による珈琲を丁寧に淹れるシーンは必見である。】
ー 週末のみだが、朝、イノダコーヒの”アラビアの真珠”や”コロンビアのエメラルド”を時間を掛けて淹れて飲んでいる。
豊饒な時が訪れる。-
◆感想
・今作を観ると、珈琲の原産地(経済的に発展途上の国が多い。)に赴き、豆の選定、焙煎の仕方、ドリップの仕方などを極めようとする珈琲に憑りつかれた人たちの姿が描かれる。
・そして、今作には私の様な珈琲は好きだが、手元に届くまでの過程を知らない者にはとても勉強になる事が多数描かれている。
大変に面白い。
・鑑賞中にふと思ったのだが、珈琲とBean to Barにより作られたクラフトチョコレートは似ている気がした。
<今作で、最も美しいシーンは、閉店した「大坊珈琲店」のご主人による珈琲を丁寧に淹れるシーンであろう。その美しき所作は、巻き戻して二度鑑賞した。
正に、珈琲の職人である。
面白き、ドキュメンタリー作品である。>
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