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「ボンドガール抜擢前のオルガ・キュリレンコがヒロインだったことだけが...」ヒットマン エージェント47 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
ボンドガール抜擢前のオルガ・キュリレンコがヒロインだったことだけが...
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ボンドガール抜擢前のオルガ・キュリレンコがヒロインだったことだけが話題になった程度で記憶の彼方に消えかけていた凡作、まさかのリブート。
ある実験を成功させた後突如失踪した科学者、遺された痕跡を丹念に集めて行方を追う女性カチアと彼女を追う謎の組織、そしてその組織の情報をかく乱しつつ同じく彼女を追うエージェント47。実験の成果を巡って暗躍する人間達を躱して逃走を続けるカチアの前に手を差し伸べる人物が現れるが果たして彼は敵か味方か?という導入部ですが、既視感だらけで目新しさは皆無。そこが批評家に嫌われる理由だと思いますが、スタイリッシュなアクションを描く為なら物理法則すら曲解する大胆さ、レイティング高めのグロテスク描写、爆笑一歩前のブラックなシャレと破裂音重視の銃声処理がスリリングな音響効果で味付けされた結構な佳作。これがスクリーンデビューとなる監督アレクサンダー・バックはPV監督出身だそうで、出来も納得。
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