「何か惜しい」劇場版 艦これ zhiyangさんの映画レビュー(感想・評価)
何か惜しい
クリックして本文を読む
立川の極爆上映で。感想としては「惜しい」。全体的に、テレビ版のようにカレー作りとかせず、シリアスな話を淡々と進めていて、ストレスは感じないいい感じの展開だった。何より夜戦シーンから入ったのがこの劇場版の方向をしっかり見せてくれて安心した。「艦娘が深海棲艦になり、深海棲艦が艦娘になる」という設定は、ありきたりと言えばありきたりな設定だけど、如月はおろか、加賀にまで結構な役割を与えるのは勇気がいったんじゃないかと思う。ましてやテレビ版で散々言われたし。でも結果的にはあの設定を持ち込んだおかげで戦いに背景が生まれてよかったと思う。それだけに、終盤の吹雪が辿り着いた精神世界的なアレがいまいち分かりづらかったのが残念と言えば残念。盛り上げた割には終わらせ方がふんわりしているというか。尺がもっと欲しかった。ていうかテレビ版でこれやってくれよという思いが消えない。
コメントする