女の子よ死体と踊れのレビュー・感想・評価
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朝倉加葉子監督の源流、だけどクオリティまでゆるいのはダメだよね
中盤までいい感じだったけど、やっぱアイドル映画かー…っていう映画。朝倉加葉子さんが監督ってことだけで観たので覚悟はしてたけど。
やっぱりあのちゃんのインパクトはデカく、本作も上手くリードしていた印象。受け入れ難いカオスを乗りこなしながら作品の核を積み上げていて、まあまあ観れるじゃないってレベルまで持ち上げてくれた。
じゃあ、この話は一体何なのかと言われると…カオスかな。清掃屋の彼女たちが死体を拾って蘇らせちゃったけど、この子死にたがってるから手伝おう!みたいな話。死んだ人と生きてる意味のわからない彼女たちの視座が交錯し、なぜかヤクザも絡んでくる斬新な映画。
朝倉加葉子監督の『羊とオオカミの恋と殺人』の源流を覚える殺傷シーンはホントに下手だが、そこも含めて楽しんだもの勝ちである。それこそ三池崇史が女の子向けの特撮のメガホンを取った作品に感覚が似てる。腫れ物をあえて覗いたら意外な収穫を覚える感じの。あれにかなり近い。
ゆるめるモ!ってきちんと卒業制があるアイドルグループなんだ、って思った。そういう刹那な部分もあるアイドル業と重ねて観るとまたメッセージ性が違ってみえる。ホントにカオスなんで、軽い気持ちで観てほしい。
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タイトルはいいし演者は魅力的だけれど、死を見て生を思えみたいなメッ...
失礼な映画
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