カンフー・ジャングルのレビュー・感想・評価

ドニー・イェンVSジェット・リーのを観て、ドニー・イェンの今を見たくなり、借りてみました。

雑なストーリーは否めない。

しかし、ただただ小綺麗なアクションを眺めるだけでも、面白い。

ストーリーは最初からそれほど期待していなかったが、案の定単純。
だが、メインはドニーの切れのあるアクションだ。
それさえあれば、満足なのだ。
なのに、ガッカリだよ。
寄る年波は隠せない上に、不摂生な感じありあり。
刑務所に入っていて3年のブランクという設定は、それを隠すため？
ワンカットでのシーンはほとんどなく、スロー、アップ、細かいカット。
かつての流れるような美しいカンフーは見る影もない。
これで最後かな。

噂に聞いていたドニーさんを初めて拝見。
香港映画は男たちの挽歌あたり以来？超久しぶりだが、どうしても演出の古さは否めない。音楽とかね。
ストーリー的にも…どうなんだろう…敵役の動機がどうもハッキリしないのが気になる…
しかし、それらを補って余りあるのが素晴らしい格闘シーン！特に最後の対決はそのシチュエーションも相まってとても興奮させられた！
主役のドニーさんのアクションもスゴいが、敵役で金山一彦似のワン・バオチャンはキャラクター造形も含めてとても良かったね。
ザ・レイド等現代的な演出の素晴らしいアクション映画が続々と誕生しているから、香港映画もスター頼みでなく新しくなれば良いと思う。

設定を現代にしたなら、クンフーの得意な刑事が活躍するアクション映画にするよりなさそうなものだが、これは現代を舞台にした貴重なクンフー映画だ。
脚本が見事としか言い様ないが、犯人の狂気がもっと伝わって来れば満点だった。狂ったように鍛えているシーンとかさ。

クライマックスはスペシャルIDに引き続き公道上だが今度は車がバンバン走ってる！
そんな状況で繰り広げられる最高にカッコいいクンフーバトルは必見だ。

しかしエンドロールで呆れたが武術指導がMMAも合わせて4人！
トン・ワイにユン・ブンに勿論ドニー。カーアクションはブルース・ロー。アクション監督だらけ！
現場は喧嘩にならなかったのだろうか(笑)

是非もう一度劇場で観たい。
ヒットしてくれ。

孫文の義士団の2人が作った映画って事で期待したけどイマイチだったかな

孫文の時みたいに込み上げるモノが無かった
でも映画としては面白いです

最後のエンドロールで気がついたけどユンピョウが出てたんですね
まったく気がつかなかったな〜

カンフーアクションはホントに凄い。思わずのけぞり。特にラストの高速道路でのバトルは宣伝文句通り息つく暇なし。すごいひと工夫が加わった完成でした。トラックの真下のシーンは少し手抜き感あったけど…。
理屈求めちゃいけないのかもしれないけど犯人の心情がよくわからず…サイコ、って言っちゃえばそれまでだけど…。
アクションに携わる人、讃えます、ってラストには好感。

随所にちりばめられたカンフー映画へのリスペクトを感じながら、ミステリアスな進行が観ていて飽きません。
冒頭のアクションでの派閥のボスっぽい人とか、途中のちょいやくのお爺さんとか、自分のカンフー映画鑑賞歴史(笑)の中でもあっと驚く人が出てきてお得感ありました。
最近の日本で鑑賞できるカンフー映画の中ではすごく満足できる内容でした。
自分は日本人なのでカンフーは映画の世界しかわかりませんがストーリー的にも違和感なく鑑賞できました。
最近は日本で公開されるカンフー映画はめっきり減っているのでこんな映画をもっともっと製作されるのを願ってます。

誤って殺人を犯してしまって服役中のカンフーインストラクターのドニー・イェンが、カンフーの達人ばかりが殺される連続殺人事件の犯人を追うため女性刑事とコンビを組むというスリラー調ですがこれがイマイチピリッとしない、というかこんなお話要らないのでは？とはいってもそこはドニー主演作、クライマックスのファイトシーンはハイテンション。トラックや乗用車がバンバン通り過ぎる車道上での決闘なんて今まで誰も考えつかなかったアイディアかも。結果的に素晴らしいものを観せてもらいました。

　ドニーさん、最高！　久しぶりにカンフー映画らしいカンフー映画を見ました。何も言うことはありません。香港映画ファン、カンフー映画ファンは絶対見るべし、です。

中国ですでに1年前に公開された映画で、日本ではようやく公開された。甄子丹、王宝强との戦いは最高でした。全体的にも緊迫なストーリー作りで、無駄がないです。カンフーシーンが迫真で全編楽しめます。日本の映画館で再度見てみたい作品です。映画館でみて後悔しない映画であると断言できます。