後妻業の女のレビュー・感想・評価
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とにかく大竹しのぶの凄さにたまげます 本気を出したらどこまで凄いのか 彼女の空恐ろしさに驚嘆させられます
後妻業の女
2016年8月公開、東宝
主演豊川悦司、女優大竹しのぶ
素晴らしい!傑作です
お話も面白く、全くダレることもなくグイグイ観客を引き込んで
放しません
とにかく大竹しのぶの凄さにたまげます
本気を出したらどこまで凄いのか
彼女の空恐ろしさに驚嘆させられます
いや凄いのは最初から分かっています
というかこの役をやれるのは彼女の他にありえません
脚本も当て書きではないでしょうか
それでもその想像を遥かに越えてくるのですから恐れいります
こうなるともう大竹しのぶはもの凄いとしかエンドマークがでたらもう彼女のことしか何も思い出せなくなっていて他の事は何もかも吹き飛んでほどの圧倒的な破壊力を示すものです
しかし、それでも豊川悦司も良かったとしっかり印象が残っていました
大竹しのぶのあれだけの破壊力の前に吹き飛ばされないほどのものを示したということです
これは物凄いことだと思います
緒形拳を彷彿とさせる容姿が配役にピッタリです
豊川悦司も恐るべしです!
酷い話だが人間的生々しさ
酷い話なのに笑えるエンタメ作品
他の方も書かれてる様にシニア世代が「団地」を上回る勢いで多い多い!
映画館は久し振り!と話す人もいてそれだけでこの映画は大成功!
映画好きとしては色々突っ込みどころはあるのだけど、
兎に角、映画鑑賞人口が増えないと、良い映画は作られ無いんだから
この映画の様な80点位の充分楽しい映画は大事なんだよ!
やってる事は酷い話なんだけど、それでも
滅多に映画館には行けないから外れは引きたく無い方や、
お伽話として笑える映画が観たい人には是非お勧めです。
酷い女である小夜子がなんと無く哀しい女に描かれていて
あの男の嘘に、嬉しそうに騙される様子や
「竿師」に失望する様が、切ないなあ〜
でも、月に10本程度、映画館で観る中途半端な映画好きとしては
いくら事件が解決したからって、
親が殺されたかもしれない娘があんなにスッキリ
物事を納得しちゃうのは、ちょっと無いよな〜と思う。
そこはちょっとぬるく感じた。
役者的には尾野真千子!
大学教授の娘としてギリギリ品を残した立ち回りで
下町のヤンキーでは無いところを上手く演じてたと思うなあ〜。
全体に充分面白い映画でした!
豊川悦司、尾野真千子、水川あさみ、笑福亭鶴瓶など関西人のナチュラルな関西弁がはまってる。
動画配信で映画「後妻業の女」を見た。
2016年製作/128分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2016年8月27日
大竹しのぶ
豊川悦司
永瀬正敏
尾野真千子
笑福亭鶴瓶
風間俊介
津川雅彦
長谷川京子
水川あさみ
余貴美子
森本レオ
六平直政
伊武雅刀
柄本明
美村里江(ミムラ)
松尾諭
笑福亭鶴光
樋井明日香
梶原善
泉谷しげる
資産を持つ独身男の後妻に収まり、
多額の金や不動産を奪い取る「後妻業」を生業とする女、
小夜子(大竹しのぶ)が主人公。
結婚相談所の所長、柏木(豊川悦司)は小夜子の後ろで糸を引いている。
これまで上手くやってきた小夜子と柏木のコンビだったが、
私立探偵、本多(永瀬正敏)に尻尾をつかまれてピンチに陥る。
出てくる人はえげつない、どぎつい人ばかりだった。
とは言っても、ウシジマ君ほどの毒はなかったと個人的には思う。
豊川悦司、尾野真千子、水川あさみ、笑福亭鶴瓶など関西人のナチュラルな関西弁が作品にバッチリはまってる。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
通天閣や!
悪役うまい大竹しのぶと風間俊介
悪女中の悪女さえも魅力的に思わせてしまう恐るべき大竹しのぶの力わざ
途中、なんだ、結局悪の主体は大竹しのぶでなく、後妻業パートナー豊川悦司かと思ってしまった。しかしながら、その思いを自分勝手な生き様で全く悪びれない破天荒さでそれを鮮やかにぶち壊してくれた大竹しのぶのキャラクター像に引き込まれてしまった。
演じているとは思えずまさに役そのものに見えてしまう。そして、しょうがない奴だ、綺麗でも可愛くもないけど、観客にどこか魅力満点と思わせてしまう。
誠実そうだったが脅迫者に変わる永瀬正敏、豊川悦司の強引な色男ぶり、高学歴ビジネスウーマンの様で大竹しのぶと取っ組み合いまでしてくれた尾野真千子も、逆に金を騙し取ろうとする笑福亭鶴瓶もなかなかに良く魅力的と思った。
でも結局、最後死んだと思ったらしぶとく生きていて、いつも通り、全ての印象を大竹しのぶがさらっていってしまった。映画自体がそういう作りをしているものの、それができてしまう女優、何故そういうことができるのか昔から物凄く謎なのだが。
後妻業か、なるほどこんなことやってる女、けっこういそう。しかも本作...
見応えは有ったが、スッキリしない終わり方
タイトルほどおもろないわ。
大竹しのぶさんが好きで拝見しました
もうちょっと、、、
ライトな怖さ!笑える
大変繊細な私。残酷なストーリーを観た後は、ずーんと気持ちが暗くなるので、録画したまま寝かせておいたのですが、思い切って鑑賞。
結果、全くの杞憂でした!初っ端から軽快なので、これは大丈夫だと安心。
笑いのある内容ですがコメディではないので、ストーリーの軸がしっかりしてておもしろいです。
ただ、最後はなんでそうなったの!?とがっかり。小さくまとまった…と言いますか、すっきりしないラストでした。終盤まではよかったのに!涙!
後妻業なのに重いストーリーにならなかったのも、大竹しのぶの天性のかわいさと魔性さがなせる技だなと。
相棒のトヨエツの有能のようで無能のような絶妙な悪どい男もにくめなくていい!
二人のよく分からない関係性や大竹しのぶ演じる小夜子の満たされない人生をもう一度観て考えたくなりました。
息子に対しても本気で悪態を付きかわいくない、小心者と思っている、でも息子に対する愛情を何か感じました。
しのぶさんが演じることで小夜子という人が奥が深く、生きているなーと感じました。
演技合戦と名付けれるくらい、演者が全員上手です。自分の出せる最大級でぶつかってる感じがしました。
一見の価値ありです!
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