クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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訳の分からなさ追求
原作が面白かったので、期待していた作品。 原作の方は、犯人の人物像とか、主人公と周囲の人の事情とか、事件の背景とか、もっと深さがあったけど、そこはもう殆ど無視して、ただただ、訳の分からない気持ち悪さ、怖さを追求してましたね。 黒沢清らしい後味の悪さというか。でも、香川照之の怪演がよかった。最後まで一気見しちゃったし。
残念すぎる
んー、背筋が凍るような映画を観たいのになかなか出会えませんねぇ。 原作を知りませんが、ストーリー設定むちゃくちゃ過ぎて、全然ハマれないし、怖くもないぃ。あれ?これおかしいよね?の連続^^;もちょっとリアリティ持たせてくださいな。
こわっっ
まじで背筋が凍るほどのサイコパス。香川照之天才。竹内結子の心が侵されて行く様も凄い!ただ描ききれてない部分がちらほら。隣の田中さんの鬼という発言の根拠、田中さんの家がガス爆発したからくり、どうやってそこに東出を連れ込んだのか、笹野さんは死んで西島が生きていた薬の正体は?そもそも家を乗っ取ってその一家の関係者を欺いてなりすませるのか?サイコパスはやはり理由なしに殺すしかないのか。。
黒沢清の独壇場!
ほとんど飽きることもなく最後まで一気に観ました。 後から考えると展開の強引さは、ここで投稿されている多くの方が指摘しているようにあるとは思いますが、何故か気になりませんでした。 近代以降世界を支配するのが金融資本主義。 お金がないと生きていけない、お金が労働の対価となるが、お金は投資することで資本となり資本に働かせる者と、資本のために働く者に区別される。 資本家も実は借り入れ(金融)によって成り立っている。借り入れには担保が必要で、担保の代表的なものが収益計画と不動産です。 金融資本主義は不動産と密接に絡んだ社会経済を作っているわけですが、持つものも持たざる者もどちらにしろ金融の意思に支配されることになる。 サイコパスという大量殺人犯は近現代に登場したと映画の中で語られている。 金融資本主義から生まれたと言ってもいいだろう。 人間は金融の意思に支配されていて、それから逃れることは、自給自足の生活をしても完全には無理だろう。 共同体との関係性を失った人は、欲望のままに生きると金融の意思と同化する。 人は物であり数値であるかのように。 黒沢清の映画を観るといつも思う。現代の人間は金融資本主義という絶望的な世界を生きていることを。 不動産王のトランプに金融資本主義の破たんの夢を担わせるという理解不能な狂気が今の世界のリアルなのだろう。 そんなことを考えると、こんな重いことを背負えるなんて、、黒沢清の独壇場だと思います。
ご近所付き合いにご注意を
黒沢清監督久々の本格サイコ・スリラー。「リアル」ってのもあった気がするけど、とにかく久々の本格サイコ・スリラー。 確かに面白かった。(面白かったって表現が適切じゃないかもしれないけど、色んな意味での“面白かった”) 単なるサスペンス・ミステリーに非ず、身近に潜む人の心の闇に深く入り込む。 この後味の悪さと言ったら! 作品はかなり賛否両論。それも分かる。 後味の悪さはいいんだけど、何かこう、煮え切らないモヤモヤが残りこびりついたままと言うか…。 その嫌な感じも、タイトル“クリーピー”の意味を狙ったのかも。 まず、キャストから。特に強烈印象を残したこの二人。 言うまでもなく一人目は、香川照之。 最初会った時は感じ悪く、でも次会ったら愛想良く、かと思ったらまた急に感じ悪くなり、次会ったらまたまた愛想良く…コロコロコロコロ変わって、もう見てるこっちが疲れてくる。 掴み所の無さに翻弄されていると、身の毛のよだつ本性に…! その怪演は笑えてもくるくらい。 末恐ろしさを感じさせたのは、“娘”役の藤野涼子。末恐ろしさとは、役柄の事じゃなく、その才能に。 6年前の未解決のままの一家失踪事件。 主人公夫婦が越してきた家の隣人。 一見何の関連も無さそうだが、しかし… 少しずつ少しずつその二つに繋がりが見えてくる前半は、抑えた不穏を煽る演出でサスペンス・ミステリーとして面白い。 突然!それが急変するのは、中盤過ぎてから。 何、あの部屋…? ここ、日本だよ…? 何、この唐突の展開…? どうしたの…? そこからは、狂気の世界へようこそ。 皆、狂ってる。正気であった者も狂った。 極めつけは、“家族ドライブ”。 狂気はもはやシュール! 正攻法のサスペンス・ミステリーを期待したら肩透かし。多分これが低評価意見の大多数。 そもそも本作は、事件性のある話を描こうとはしていないのだ。 人の心の闇。 人はいとも簡単にその深みに迷いこむ。 そしてその誘いは、すぐ傍に。 アナタの家の隣で、隣人が。
最後の最後が(えっ!これで終わり?)って思いました、、 東出くんあ...
最後の最後が(えっ!これで終わり?)って思いました、、
東出くんあれで死んじゃうの?っても思いました。
とりあえず、香川さんは何がしたかったんだろうって思った。
2時間なにを見せられていたんだろう
役者の演技は正直微妙。香川照之も最初から変な人。 そもそもこの映画は最初からネタバレを聞いて行くようなものだと思う。香川照之が最初からおかしい人てのを分かって見に行ってるから、中盤でああいうことが起こっても驚きは薄いし、それは仕方ないとしても、あの人お父さんじゃ…のセリフをあんなにでかでかとポスターで出すのはさすがにだめだろ。作中で聞いても全然衝撃がない。 結局予告で分かってることだけが流れて終わった
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