「あの頃はあの頃。」あの頃エッフェル塔の下で ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
あの頃はあの頃。
若気の至りとはよくいったもので、過去の恋愛の狂気性とか
無秩序とか破壊力とか自己中心的な身勝手さなどと色々ある。
それを懐かしむだけならいいのだが、グダグダネチネチ現在
に至るまでそういう執着を持つことはいかに気持ちが悪いか。
そんなカタチで衝撃のラストを観たのだが、ハッキリいって
そこまでのいかにもおフランス(ヌーヴェルバーグ調の)映画
男女遠距離性愛倒錯劇の方もかなり長く感じる。インテリ性
に満ち溢れた手紙の文面といい、まだ中身も分からないのに
語るよな~コイツら^^;とやや笑ってしまう。そこは面白い。
ただ結局やってることは、くっ付いたり離れたりの繰り返し、
段々こちらも疲れてくるのだ。あーあーまたやってる(爆)と。
バカバカしいほどのめり込んだその相手が今どんな風になり
どんな生活をしているのかまでは追いかけないところなんて
自分の想いに酔っていただけじゃないかと突っ込みたくなる。
あの頃エッフェル塔の下で恋愛した過去は汚したくないのね。
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