技術者たちのレビュー・感想・評価
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野村萬斎の顔をきつくしたかのような主人公
なんだか最初からいけ好かない主人公ジヒョク。イケメンの部類に入るんだろうけど、単なる金庫破りのプロで、どこにも共感できなかった。さすがに終盤のコンゲームは面白かったけど、印刷に関するどんでん返しがちょっと理解しづらかった。
そんな中、エンドロールのオマケ映像でチャ・テヒョンを発見!クレジットにも載ってないからカメオ出演なんだろうけど、ちょっとだけ嬉しくなった。
何があっても僕を信じて欲しい
・チョ・ユニがスゴくキレイだった。ラストのシーンが素敵だった。
・復讐も警察も裏切りも全てが計算されていた綿密な計画だったのにビックリした。
・前半に所々あった伏線をラストに全てキレイに回収されていて、観終わった時にとてもスッキリした。
・相棒役の方がとても面白いキャラしていて楽しめた。
・相手役の顔に傷がある方が西島秀俊さんに似ていてカッコいい。
途中で飽きてしまいました
あまりドキドキする場面もなく、ストーリーも平凡で途中で飽きて、何度も中断してしまいました。韓国映画は面白いけど、これはちょっと期待ハズレ。
泥棒映画らしい泥棒映画
プロの泥棒たちえ描いたクライムサスペンス。オーシャンズ11の小スケール版という印象。
主人公の顔があまりカッコよくない、ドンデン返しがご都合主義、ラストがダサいといったマイナス面も感じるが、スッキリする終わり方で全体的には楽しめたかも。
チョユニ
主役の男優の顔が生理的に受け付けない。スタイリングもビビるほどダサい。グレーチェックのスーツに薄紫のシャツに素足にローファーとか。脚本は韓国映画には珍しく、凄くあっさり。で、カット割りのテンポが良くて、リズムがあるから、さらにあっさり。遠近中の使い分けは良い感じなんだけど、構図が弱くて、照明が均一にあたりっぽなしだから、なんか画がテレビっぽい。悪いボスのベンツのハンドルが茶色いのが気になる。で中途半端に旧いロールスロイスにも乗ってる。ヒロインへのお金が入ってるボストンバッグはなぜかゴヤール。最後はアブダビで、高須クリニックみたいというかロッテホテルみたいで良い感じ。なんだか全部ダサい。
退屈しない版オーシャンズ
「技術者たち」見ました。
良質なエンターテイメント作品として、飽きずに見られました。正直、粗が多いけど、それを飲み込む魅力もあると感じた。
まずストーリーは、真新しさも何にもない。個人的には「オーシャンズ13」を強烈に連想した。あとは難攻不落の要塞の、難攻不落感をまったく感じない。口での説明をある程度してくれてるけど、一番問題となる金庫破りのシーンはかなりアッサリしていて拍子抜け。もう少し金庫の頑丈さを見せてくれないとダメでしょう。練習が性に合わないとブッツケ本番でやるけど、本番で成功することに何のロジックもない。例えば、仲間には練習しないと言ったけど影で何度も練習してるとか。あと主人公が全く感情を表に出さないんだから、金庫破り中に「少し黙っててくれ!」みたいな一言を入れてくれても良かって気がします。そうすれば、あのクールな主人公が熱くなってる〜でもちらにも緊張感が伝わったのでは??このラスト強奪のシーンは切迫した状況も特に伝わらないので、冒頭の高層ビルと中盤の宝石屋のシーンの方がよっぽど楽しいと感じました。
あとは騙し騙されの展開について。最後はもちろんチョ社長に金は渡らず捕まる展開は予想できる。でもそれに関して主人公たちが描いたシナリオは、私の想像より一枚上を行った。ここのロジックの一捻りは感心しました。ただし、ずーっと警察にマークされてた主人公がどうやってそれを掻い潜ったのかは不明。
ストーリーのアラを突くのはこの辺にしておいて、僕が感心したのは、主人公チームのキャラクターです。若手2人はイケメンとも思わないし、童顔すぎると思ったけど、3人のバランスは良いですよね。クールな金庫破りと、クソガキハッカーと、コメディリリーフな調達屋さん。3人の掛け合いは楽しく心地良いです。大東駿介クリソツな主人公の衣装も注目です。ジャージ姿、フォーマル、制服と、場面によってたくさんの衣装が見れて、そのどれもがカッコ良いです。ただし、感情を全く表さない主人公像は疑問。
主人公チーム意外にも、班長もイケメンじゃないけど味が出てるし、チョ社長の目ヂカラもすごかった。あとは一番かっこいいなと思ったチョ社長の側近(鼻に傷がある奴)。この人マジでかっこいいですね。モデルのようなスタイルと小顔に似つかわしくない暴力性がセクシー。情報ないんですが、もし若手俳優だとしたら次期スター候補筆頭だと思います。
総じて、良作です。韓国映画は安心して観れると思わせる一本。本年No. 1とか、生涯ベスト級とかではないけど、見て損はないと思います。
よかった
現代の防犯システムをどうかいくぐって犯罪を成立させるのか、とても興味があったのだが、ハッキングでシステムを停止させて、かなりの証拠を隠滅できるということが強調されていて、あんまり膝を打つ感覚はなかった。
主人公は結局、社長に近づくためにそれまでの犯罪を遂行していたのもえらい遠回りで、正当化している感じもして嫌だった。そんなに恨んでいるならさっさとブチ殺せばいいだけじゃないかと思った。
全体的に退屈せず最後まで楽しかった。
果たして最後に笑うのは・・・?華麗な痛快クライム・アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:華麗などんでん返しが見事。最初は関係ないと思っていたシーンが、実は思わぬ伏線になっていたりして、まさに痛快。
否:割と荒唐無稽なストーリーなので、現実味はあまりなし。展開もかなりのご都合主義か。
陰謀や裏切りが交錯する〝空前の金庫破り計画”の中で、緻密な作戦で見事に相手の裏をかいていく主人公の姿が、非常に痛快です。前半は何の気なしに観ていたシーンが、実は後半への大事な伏線になっていたりするので、片時も目が離せません。
加えて、物語が進むにつれて次第に明らかになってくる、主人公やその周りの人間達の素性にも、ちゃんと伏線が張られていたりするのがイイですね。ただ逆に、
「ちょっと都合よすぎる人間関係じゃない・・・?」
なんて思ってしまうと、やや白けてしまいそうですが(笑)。
どちらかというと、純粋に主人公の痛快な活躍が観たい方に、是非オススメの作品です。
スカッ!と。
はめてはめられのクライムサスペンス。
韓国得意の二転三転、ラストに回顧録で種明かし。
きっちり復讐劇、なのにめずらしく誰も死なず。配役も皆キャラがしっかりしていて、話の展開に説得力あり。
犯罪歴のない金庫破りのプロが裏社会に巻き込まれいっかんのおわり、と思うシーンを何回でもすり抜ける技が気分爽快。無駄な男女関係もなく、ハラハラドキドキ楽しみましょう。
何を言うならオープニングのテンポをもっと上げて欲しかった。かっこいい逃げっぷりなのに。
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